教育・研究

改革総合支援事業補助金の採択

平成27年度

平成25・26年度に続き、平成27年度も文部科学省と日本私立学校振興・共済事業団が共同で実施する「私立大学等改革総合支援事業」に申請し、「私立大学等教育研究活性化設備整備事業」において、学内にリアルタイムモーション計測システムに係る機器を整備する事業が採択されました。これらの機器を使用したスポーツ動作分析の実践を学生自らが能動的に行うことにより、スポーツ科学について頭で理解するだけでなく、スポーツ科学の実践を経験し、将来のスポーツ活動に科学的な視点を取り入れられるようにすることを目的としています。また、「体育授業インターンシップ」「体育実技」「健康とスポーツ」の科目においても、実習で得られたデータの活用を予定しています。
最終的には、学生が実験・データ入力・分析を行い、結果の変化を生み出すという、科学的手法の繰り返しを実際的・能動的に学び、科学的な態度を形成することが期待されます。

整備概要

<ウエルロード200E(傾斜装置&外部制御付)>

スポーツ動作分析の授業において室内でランニング動作を撮影するために必要なランニングマシーンです。

<170万画素360Hzカメラシステム>

リアルタイムモーション計測システムの中心となる動作分析用の赤外線カメラです。3台の赤外線カメラにより、被験者の位置をリアルタイムで三次元的に解析することができます。関節の角度の変化や体の各部位の移動速度などを即座に計算することができ、直感ではなく客観的なデータに基づいたスポーツ指導のための情報を得ることができます。

<オプトジャンプ・ネクスト(5mセット)>

被験者の足元に設置することで、被験者のランニング中の歩幅、ピッチ、接地時間などを測定することができるものです。高感度光学センサーにより、1/1000秒単位で計測することができ、被験者の走り方の特徴を細かく分析することができます。

平成26年度

平成25年度に続き、平成26年度も文部科学省と日本私立学校振興・共済事業団が共同で実施する「私立大学等改革総合支援事業」に申請し、「私立大学等教育研究活性化設備整備事業」で図書館をラーニングコモンズに、9号館3階9302教室をアクティブラーニングの教室に整備することが採択されました。整備内容は次の通りですが、学生の主体的な学びに関わる様々な環境を整備することができ、学生の学修時間の増加が期待され、また、地域連携ワークスタジオとして学内の教育活動と地域住民の地域振興活動等が密接に関連する教育が展開されることが期待されます。

図書館の整備概要

開学10年の昭和52年に整備された現在の図書館は、受動的学習環境でした。これは、主体的に学び、グループでまとめ、発表の準備を行うための環境とは言えないものです。全学的に学生のグループ学習の環境は全学的に少なく、一部学舎のオープンスペースを活用している状況でした。そこで、今回図書館をラーニングコモンズとして整備し、学生の自主的な学習を支援するための共有スペースとしました。

◯1階 自校教育のスペース

本学の歴史年表を設置し、本学と関わりの深い大垣市や周辺自治体、理事企業の資料を展示し本学の歴史を学ぶフロア

◯2階 アクティブラーニングのスペース

グループワークのためのスペースを確保。可動式の机、椅子、ホワイトボード、プロジェクター、タブレット端末を整備し、グループワークを支援し、学生の主体的、かつグループでの学修活動を支援するフロア

◯3階 懇談と学びのスペース

入口付近に書棚で仕切られた1/4円状の女子専用の談話コーナーを設置し、女子学生同士、女性職員との懇談等のスペースとして整備。現行のビデオ室など3つの部屋にプロジェクターなどを設置し、ゼミ室として整備。

新たに設けられた入退館システム
大学の歴史を年表にしたパネル(1階)
可動式の机・椅子を備えたフロア(2階)
女子専用の談話コーナー(3階)

9302教室の整備概要

教室には6人で利用する7つのテーブルが設置され、テーブルごとに、入力用PC1台、動作確認用タブレット端末2台、グループ討議用インタラクティブプロジェクター並びにスクリーン1式がそれぞれ用意されています。データは、Abookというオーサリング型コンテンツ作成ソフトを利用し、そのフォーマットに掲載する地域紹介のコンテンツを、学生が調査・研究し、発表します。この環境はビジネスプレゼンテーションでの利用を手始めに、各種の演習や実習等で活用され、学生は主体的に調査し、魅力的に発表するというアクティブな学習スタイルを、初歩から学ぶことができるというメリットがあります。

ビジネスプレゼンテーションの授業風景
郡上市役所でAbookを使った事業提案を行う学生

平成25年度

平成25年度には、文部科学省と日本私立学校振興・共済事業団が共同で実施する「私立大学等改革総合支援事業」に申請し、本学は「私立大学等教育研究活性化設備整備事業」のタイプ2(特色を発揮し、地域の発展を重層的に支える大学づくり)で採択されました。
この採択により、岐阜県と本学が共同で認定を行っている「岐阜県コミュニティ診断士」資格の認定までの教育と、資格取得後の研修の場を整備するため、4101教室にグループワーク用の机・椅子、また机上に投影・書き込み可能な電子黒板機能付きプロジェクターや、講義を収録し、メディアの形式に応じた形で保存・配信できる授業収録システム、撮影用機材等を整備することができ、4101教室が地域連携推進教育としての機能を持った教室に改修されました。

資料請求
入試案内

このページは役に立ちましたか?
はい いいえ

その他、ご意見はありますか?

送信 スキップする

ご協力ありがとうございました。

PageTop