学科の特色
さまざまな臨床場面において患者のニーズを把握し回復力を高めるための実践力と、
看護の質を探求するための研究マインドを育成。
これからの医療現場に求められる看護職の在り方と専門性を4年間で段階的に学びます。
取得可能な資格
- 看護師国家試験受験資格
- 保健師国家試験受験資格(選択者のみ)
- 養護教諭二種免許状※
- 第一種衛生管理者免許状※
(※保健師免許取得後、申請により取得可能)
5つの強み
高度医療から地域医療までの
包括的なカリキュラム
3年次後期からは看護研究で、看護実践の質の向上に必要な研究力も養います。
社会人力を高める
豊富な教養科目やプログラム
また心理学関連や医学・看護英語など、多種多様な教養科目により、人間力の強化も図ります。
県内でも卓越した
充実の学修環境
また、看護技術演習ではe-learningによる技術の予習や、演習で自身の技術の様子を動画撮影し振り返りを行うことで、効果的なスキルアップが可能。
セルフトレーニング室は常時開放されており、看護技術の向上を目指す学生が熱心に活用しています。

最新鋭のシミュレーターを
用いた演習

セルフトレーニング室で自主練習

ラーニングコモンズでの
グループワーク
学生個々のニーズに沿った
サポート体制

卒業生や地域との貴重な連携

地域の文化祭でのボランティア活動

ピックアップ授業
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- 1年次・前期「早期看護体験学習」
- 1年次の前期(7月~8月)に、看護学の学修入門として、医療の場に出向いて看護の対象と看護の機能、役割について学修します。西濃地区の病院で、外来や病棟の見学や入院されている患者さんとのインタビューから、病院の機能を学び、医療を受ける患者さんのつらさや看護職に期待していることを聞き、看護職を目指すものとして何が必要か考えます。
初めてユニフォームを着て病院にでることで、医療者としての態度についても学修します。
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- 1年次・後期「フィジカルアセスメント演習」
- 病態の観察力・判断力を養うために、患者さんの病態をコンピューターで設定できるシミュレーターを活用します。人間の病気の状態は再現することができないため、シミュレーターを活用した授業はとても重要です。このような教育で、看護師に必要なフィジカルアセスメントの基礎的知識と技術の修得を促進します。
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- 2年次・後期「老年看護学演習」
- 講義と演習に皮膚・排泄ケア認定看護師を招いて、高齢者にとって特に注意すべきスキントラブルの考え方や予防、処置における先端の手技を学びます。
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- 4年次・前期「地域医療活動論」
- 地域医療の活性化のために、看護職として地域医療に貢献できるスキルを学ぶことを目的とした科目です。具体的には、岐阜県の山村地区や中心部で特色のある地域医療活動を行っている診療所の実習を通して、地域の実態、そこで暮らす方々の生活や医療の実際、地域住民の医療の期待などを把握し、地域医療活動における看護職の役割・課題・今後の方向性を分析することで学修します。
実習
臨地実習
学内での講義や演習で学んだ知識や技術をもとに、対象者と相互関係を築きながら、
看護実践に必要な態度や責務、倫理観などの基礎的能力の修得をめざします。
臨地実習の流れ
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第1段階
看護を展開するための基本となる知識・技術、および対象との良好な関係を築く力を修得します。
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第2段階
さまざまな発達段階や健康状態にある患者とその家族を対象として、看護上の問題を解決する能力を養います。
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第3段階
卒業後の看護実践に近い形態での実習を行い、これまでに培ってきた知識と技術の統合を図ります。保健師教育課程では、多様な施設などで保健師活動の実際を学びます。
教育課程
保健師教育課程
保健師とは、保健指導や健康相談を行い、乳幼児を含む子どもから成人、高齢者まで、すべての人が健康的な生活を送れるようサポートをする専門職のこと。保健師になるには、保健師免許と看護師免許が必要になるため、保健師国家試験に合格しても看護師国家試験が不合格であった場合、保健師免許は取得できません。本学の保健師教育課程は、選択制履修で学年定員は20名、選考時期は2年次後期終了後を予定しています。(履修科の追加負担はありません)
就職実績
県内の総合病院や
医療機関はもちろん、
他県への就職も
数多くの実績を誇ります。