「経済」って、何だろう?

経済学部

みなさんの中には、「経済=お金?」というイメージを持っている人もいるかもしれません。確かに、「経済」という言葉は、節約できる、料金が安い、お金持ち、というような個人のお金に関する状況を表すことも多いと思います。ですが、日本経済、国際経済、経済成長という場合の「経済」には、もっと広い意味があるような感じがするのではないでしょうか。
実は、もともと「経済」という言葉は、「経世済民」あるいは「経国済民」という言葉の「経」と「済」を組み合わせて作られたと言われています。「経世済民」とは、「世の中を治め、民を救う」という意味で、簡単に言えば、「世の中を良くして、人々を幸せにする」ということです。つまり、「経済」という言葉は、本来、単に個人的なことを表すだけではなく、社会全体の仕組みを表すものであると言えます。すなわち、経済とは、人々が何かを作ったり、売り買いしたり、消費したり、お金を貸し借りしたりする社会全体の仕組みを意味する言葉なのです。
したがって、経済学は、そのような経済の仕組みをどのように改善すれば人々の生活が改善されるか?ということについて考えます。そして、本学経済学部では、経済学を基礎にして、公共や福祉にも学びの領域を広げ、私たちの理想とする社会の在り方について学びます。


“cool heads but warm hearts”
冷静な頭脳と暖かい心で
(イギリスの経済学者アルフレッド・マーシャルの言葉)

   

経済学部で私たちが理想とする
未来について考える

「就職に強い!」学びの特徴

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