教育・研究

教育の特色

本学では、3つの教育の柱をキーワードに、個々の学生の「学ぶチカラ」を引き出す取り組みを通じて、「社会で生き抜く力」を確実に育む教育を実践しています。

ゼミナール教育

「ゼミナール(通称“ゼミ”)」とは「演習」のこと。
本学では4年間を通じて、ゼミに所属し、単位を取得することが卒業の必須要件となっています。 ゼミでは、入学して間もない1年次の「大学での学び方」から始まり、2・3年次の専門教育としての基礎・応用、そして4年次に学びの集大成として作成する卒業論文・卒業研究と、4年間を通じて担任教員の指導を受けます。 大学生活や勉強のことなど、不安なことは個別相談で解決したり、オフィス・アワーの時間に研究室を直接訪ねて相談できるなど、ゼミ担任を中心とした面倒見の良い教育を徹底しています。

ゼミ教育のもう1つの特徴は、3年次生を中心として毎年開催される「学内ゼミナール大会」で、歴史ある大学行事です。 ゼミでの研究成果を大勢の前でプレゼンテーションする、ちょっと緊張するけど大学で勉強していることを体感できるイベントで、発表教室ごとに優秀賞受賞チームが表彰されます。テーマも福祉や環境、金融にスポーツ、情報とさまざま。この日に向けて、チーム一丸となって取り組み、大会開催に向けた全体の運営も学生たちが行います。

自分たちで課題を発見し、自分たちで解決法を探る。「アクティブ・ラーニング」としてのゼミ活動が、そこにあります。

ゼミナール大会

地域実践教育

地元産業界・教育界からの要望により設置されたという経緯をもつ本学では、「地域」をキーワードとしたアクティブ・ラーニングにも積極的に取り組んでいます。
経済を学ぶ学生は、駅前商店街での活動からまちづくりの問題点や解決策を見出し提案することで、課題発見力や自己表現力を身につけます。体育教員を目指す学生は、地元の小・中学校で体育授業や課外活動のサポーターとしての活動を通して、指導法を学ぶとともにコミュニケーション力を培います。学びの課題は個々によって異なります。だからこそ、知識を詰め込むだけではなく、主体的に問題意識を持って取り組むことで、物事の見方が深まる。そういった学習を積み重ねることに教育の重点を置いています。

キャリア教育

本学は、「地域に有為の人材を養成する」ことを社会的使命としており、未来を担う人材育成をカリキュラム(授業)の中で行っています。キャリア教育は就職テクニックのように思われがちですが、本学では、人間形成が何よりのキャリア支援であるとの考えから、「キャリア支援宣言」に基づき、学生一人ひとりの声に耳を傾け、卒業時に全員が達成感と満足を覚える進路を発見できるように支援していきます。

具体的には、1年次から「キャリア形成」科目を履修必須で配置しています。「キャリア形成Ⅰ」(1年次)は、将来の進路についてキャリアプランをたてることなどの内容を入れてあります。「キャリア形成Ⅱ」(2年次)は、基礎学力を発展させるとともに、チームで課題解決についてまとめるアクティブ・ラーニングの基礎の要素を取り入れ、コミュニケーション能力の向上を目指します。「キャリア形成Ⅲ・Ⅳ」(3年次)は、就職活動を行うための準備と実践を指導しています。とくにⅢの時間では、一般常識試験対策の特訓講座的な内容もあわせもっています。

なお、企業実習を通じて職業理解と進路選択を目的としたインターンシップおよび将来有益となる資格の取得や専門的な技術を習得する「資格取得・受験対策講座」(7講座)を開講してキャリア支援しています。
本学の就職支援の特徴は、全員対象の個別就職指導で、学生一人ひとりの希望を確認しながら、適性に合わせたアドバイスをする、きめ細かな指導です。平成24年度からはハローワーク大垣との協力関係のもと、企業に就職希望の学生全員が、ハローワークの専門員の方から1時間以上ご指導を受け、厚生労働省が開発したジョブ・カードという自己の振り返りシート作成する事業を行っています。とても先駆的な取り組みとして、注目されています。

岐阜協立大学 キャリア支援宣言

  • 私達は、学生一人ひとりの声に耳を傾け、卒業時に全員が達成感と満足を覚える進路を発見できるように支援します
  • 私達は、学生一人ひとりが、より高い理想を持ち、それを実現できるように励まし、後押しします
  • 私達は、学生一人ひとりに、その資質・能力を伸ばす手段につき情報や機会、助言を提供します
  • 私達は、学生諸君が地域で活躍できるよう努力します
  • 私達は、卒業生からの職業上の相談にもできる限り対応します
資料請求
入試案内

このページは役に立ちましたか?
はい いいえ

その他、ご意見はありますか?

送信 スキップする

ご協力ありがとうございました。

PageTop