岐阜協立大学大学院・経営学研究科
大学院研究科長からのメッセージ

中川 裕司
企業経営の国際化とICT(情報通信技術)の急速な進展は、企業経営のあり方や地域の経済構造を急激に変えつつあります。東京など大都市への過度の人口集中と地方における人口減少という長期的な傾向が続いている今日、地域をどのように活性化させ、どのような新しい地域社会を創生していくのかは大きな課題です。これらの課題において、地域の産業やコミュニティづくりを担う人材、そして地域の発展に関連した国際的な企業活動に関わっていく人材づくりは欠かせません。
岐阜協立大学では、人材養成という地域社会の要望に応えるために、経済学部と経営学部の教育の上にさらに高度専門教育として大学院の経営学研究科が2001年4月に設立されました。現在、学びたい専門性に応じ「企業経営・情報ビジネスコース」、「会計・税務コース」、「スポーツ経営コース」の3つのコースが設けられています。

若い学生だけでなく、キャリアアップを指向する社会人、国際的な活躍を目指す留学生、充実したセカンドライフを模索するシニア世代も積極的に受け入れており、卒業生は、企業経営者、研究者、教育者、高度専門職業人、地域社会のリーダーとして活躍しています。
本学大学院が、様々な領域で地域の発展に貢献したいと望む者にとって最新知識を身につけ専門的な能力を磨く場、あるいは第二の人生のスタート地点となれたならば幸いです。
企業経営・情報ビジネスコース
経営能力や革新能力を養成し高度情報化に対応できる人材を育成
会計・税務コース
経営能力や革新能力を養成し高度情報化に対応できる人材を育成
スポーツ経営コース
スポーツ界で要請される職業人および研究者を育成
修了要件
2年以上在学のうえ所定の科目について32単位以上修得し、さらに修士学位論文の審査に合格した場合に、修士(経営学)の学位が授与されます。選択した演習の属するコースについて演習Ⅰ・Ⅱを含め16単位以上修得し、全体で32単位以上を修得する必要があります。
修士学位論文の評価基準
以下の項目をもとに、修士学位論文の評価を「合格」「不合格」で行います。
- テーマ設定の動機とその意義付けが明確で、テーマが、論文の内容を適切に表示しているか
- 章・節の編成が適切に整い、論理が一貫しているか
- 先行研究を充分理解し、先行研究の取扱は適切になされているか
- 資料の利用の仕方(1次資料の検討、本文に対応した説明資料の選択)が適切になされているか
- 形式要件を満たす文章表現が適切になされているか(『修士学位論文の作成手引き』を参照)
- 得られた成果の高さや研究の将来性が望ましいものか
学費
区分 | 学費 | 年額 | 前期 | 後期 |
---|---|---|---|---|
大学院 経営学研究科 |
入学料(入学時のみ) | 200,000円 | 200,000円 | - |
授業料 | 570,000円 | 285,000円 | 285,000円 | |
教育充実費 | 100,000円 | 50,000円 | 50,000円 | |
学研災保険料(2年分) | 2,430円 | 2,430円 | - | |
計 | 872,430円 | 537,430円 | 335,000円 |