学長からのメッセージ

学長からのメッセージ

岐阜協立大学
学長 原田 理人
(はらだ みちと)

新入生の皆様へ

 岐阜協立大学は今から56年前、見識のすぐれた地元企業を含めた多くの方々の要望に応えるべく、この大垣の地に開学されました。本学設立の趣旨をそのまま用いますと、「社会事態に対処するためには、まず有為な人材育成に着目し、一は創造発見の能力伸長を図り、一は社会指導の負荷に耐えうる知才の涵養に留意し、もつて人間資質の真価を発揚せしめることがもっとも肝要といえる。」ということが謳われています。
 これを分かりやすく言い換えますと「変転する社会変化や社会状況に対処していくためには、社会に有用な人材育成に着目し、創造し発見する能力を伸ばし、社会状況の変化や負荷に耐えうる知識、教訓を養うことに留意し、人間資質の真価である精神を高め、意気を奮い立たせることが最も重要である。」という意味合いとなります。
 また、本学設立の趣旨における「建学の精神」を示す言葉として、「創造発見」「知才涵養」「資質発揚」「地域貢献」という4つの要素にまとめられて示されています。
 本学はその地域社会を安定的かつ持続的に進展させるために、常に新たな知識基盤を構築していかなければなりません。したがって私たちは、「知の拠点」として、教育・研究・社会貢献などの活動を通して、新たな「知」を生み出し、それを次世代に引き継ぎ、地域社会の発展に貢献したいと考えています。
 我が国では、これまで「組織中心の社会」が基本となってきましたが、今後は「個の尊重」と「自律」そして「組織目的の実現」という様々な要素を成立させる社会への進化が進むと考えられ、現在は、この変化の真只中にあるといえます。
 社会や企業が「個の尊重」や「自律」を重視する目的としては、「新たな価値の創造」と「人財育成」と「エンゲージメント(による採用・定着)」を促進する効果があるとみています。地域社会やビジネス環境においても「新たな価値の創造」が求められるため、皆さんの大学生活では、「社会が求める人材」としての価値向上が重要なテーマになっていきます。
 大学は、皆さんにとって新しい環境であり、大きな挑戦の場でもあります。その挑戦こそが、皆さんの成長と、将来へのステップアップに繋がるものと考えています。また、大学は異なる文化や価値観を持つ人々が集まる場でもあります。この多様性を尊重し、学び合い、共に成長していってください。
 皆さんの夢や目標を叶えるために、本学の教職員は全力でサポートさせていただきますので、安心して学びに取り組んでいただきたいと思います。
 新入生の皆さんにお祝いの言葉を申し上げますと共に、皆さんが有意義な大学生活を送り、将来輝かしい人生を歩んでいかれますことを心より願っております。

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