大学院

企業経営・情報ビジネスコース

激動の時代に対応できる経営能力・ICT運用能力を身に付けた人材を育成

 グローバル化やICT(情報通信技術)活用の急激な進展につれて、企業内外の経営環境が大きく変化しており、企業経営には多様な課題が生じています。環境変化に的確に対応できる能力を養うため、多角的な視点から企業経営あるいはICT運用の専門的研究を行い、ビジネスの現場などにおいて課題解決に対応できる専門知識と能力を有する人材の養成を目指します。

受講対象

社会の環境変化に機敏に対応できる企業経営もしくは情報通信技術の高度な知識や専門能力を身に付け、企業や官公庁での高度な専門職、あるいは学校や研究機関の教育・研究職を希望する人々に学習の機会を提供します。

企業経営・情報ビジネスコース 科目一覧

経営学研究
(平手 賢治)
広告研究 経営管理演習Ⅰ・Ⅱ
(平手 賢治)
経営戦略研究
(稲垣 慶成)
中小企業研究 広告演習Ⅰ・Ⅱ
経営管理研究
(平手 賢治)
情報戦略研究
(高橋 信一)
中小企業演習Ⅰ・Ⅱ
人的資源管理研究
(竹内 治彦)
統計モデリング研究
(中川 裕司)
国際経営学演習Ⅰ・Ⅱ
(韓 金江)
マーケティング研究
(所 吉彦)
CGビジネス研究
(杉原 健一)
情報戦略演習Ⅰ・Ⅱ
(高橋 信一)
経営組織研究
(本多 毅)
経営学演習Ⅰ・Ⅱ CGビジネス演習Ⅰ・Ⅱ
(杉原 健一)
国際経営学研究
(韓 金江)
マーケティング演習Ⅰ・Ⅱ  

演習概要

国際経営学演習

教授 韓 金江

教授 韓 金江

 この演習では、企業の国際化や多国籍化に関する経営活動について、理論的または実証的研究を行います。理論に関しては、海外直接投資、多国籍企業の諸活動および組織、海外子会社の経営管理、さらに企業の各経営機能(マーケティング、研究開発、生産、販売など)の現地化について、履修生の関心度の高い知識分野を選び重点的に研究指導を行います。実証に関しては、日本企業やアジア主要国企業の国際経営戦略の展開を中心に進める予定です。
 演習の進め方としては、履修生自身が文献調査・資料収集や実地調査を実施すると同時に、修論のベースとなる理論や先行研究を整理し、報告します。指導教員は演習授業の中で、履修生との討論を重ねて指導していきます。最終的に、修士論文の完成を目指します。

情報戦略演習

教授 高橋 信一

教授 高橋 信一

 急激に変化・発展する情報通信技術(ICT)とその利用は各国のビジネス環境や個人の生活に大きな影響を及ぼしています。それゆえ各国政府もICTの発展を支えるICT企業の成長やICTの活用を促進する政策を広く展開し、その環境の下、ICT企業は生き残りと成長をめざして激しい市場競争を行っています。
この演習では、ICTの変化・発展がビジネス環境や個人の生活にどのような影響を与えるのかの理解も深めながら、ICT企業が生き残り・成長するためにどのような戦略を選択する必要があるのかを検討していきます。演習の進め方としては、一方で、代表事例を選定して共同研究として報告と討論を行って知識や考え方を身に付けていきながら、他方で、演習生が優れた修士論文を作成できるように、演習生による調査・研究成果の発表とそれに対する討議や指導も行っていきます。

CGビジネス演習

教授 杉原 健一

教授 杉原 健一

 ディズニー映画の3次元CG(コンピュータ・グラフィックス)の制作で使われているソフトウェア(Autodesk社の3ds MAX)を用いて、街の3Dモデルを作り、車を走らせ、人も歩かせる3DCGを作ってみます。映画やゲームの3DCGを自分で作って、CM用アニメ制作などのビジネスに活用するスキルの習得が主な目的です。今のところは、政府の補助金をもらって研究している「自動生成システム」が、手のかかる建物などの制作作業を自動的に行います。また、デザインした服を着せたファッションモデルなどのアニメ作成も可能です。

経営管理演習 ― 古典を通じてリーダーシップを学ぶ ―

教授 平手 賢治

教授 平手 賢治

 本演習は,倫理学,政治学,経営学などの古典の読解を通して,現代トマス主義自然法論の立場から,リーダーシップに関する原理的な研究を行います。
 具体的には,プラトン,アリストテレス,マルクス・アウレリウス,トマス・アクィナス,ニッコロ・マキャベリ,チェスター・バーナードなどの古典的著作(のいずれか)を取り上げ,指導教員とともに,読解し,討議し,熟考し,論文執筆を行っていくことを予定しております。
 このような演習活動に取り組むことによって,第1に,学問をおこなっていく上での作法を身に着け,そして,第2に,「人間とは何か」,「社会とは何か」,「真理とは何か」について原理的に深く考え,さらには,第3に,論文(修士論文など)を執筆し,報告をすることができるようになっていただけることを目標としております。
  学問に真剣に取り組みたい方や,リベラル・アーツとしての教養を身に着けたい方にとって,最適な演習にしたいと思っております。

講義概要

経営学研究

平手 賢治
講義「経営学研究」では、経営学のみならず、経済社会に関する日本語文献・外国語文献を丁寧に読み解き、最終的には、院生の皆さんが修士論文を執筆するための作法を身につけることを目的としております。2020年度は、ドイツ経済倫理学に関する文献、トマス主義(伝統的自然法論)におけるビジネス理論に関する文献を読んでいきます。さらには、院生の皆さんが、各自の修士論文テーマに関する文献をもちより、毎週、刺激的な報告を行っております。多様な学問領域の方々が、さまざまな視点からマネジメントについて考察していくクラスです。

経営戦略研究

稲垣 慶成
経営戦略論の基礎知識を前提として、「企業家と経営戦略」というテーマに取り組みます。しかし、この分野の基礎知識のない院生もいることを想定して、まずは受講者全員による基礎知識の共有を目標とします。その後で、著名な企業家の伝記を調べることによって、彼ら企業家の成功がどのような経営戦略によってもたらされたものであるかを具体的に検証します。

経営管理研究

平手 賢治
講義「経営管理研究」では、伝統的自然法論の立場から、「リーダーシップとは何か」というテーマで、研究を進めていきます。伝統的自然法論とは、一般的に聞き慣れない言葉ですが、プラトン、アリストテレス、古代教父、聖トマス・アクィナスの流れをくむ、ヨーロッパ思想の本流中の本流に属する思惟です。2020年度は、ヨハネス・メスナー(Johannes Messner)著作『ドルフュース ―オーストリアの愛国主義者―』を読み解き、リーダーシップについての考察を深めていきます。院生の皆さんには、各自が興味を持っているリーダーたちを取り上げてもらい、さまざまな学問領域、さまざまな視点から、リーダーシップについて報告していただきます。

人的資源管理研究

竹内 治彦
日本の雇用制度は年功序列的で生産性が低く、成果主義への転換を説く議論が一時期ありました。しかし、日本には独特の能力主義があり、雇用主は従業員の能力育成を意識し、従業員も能力伸張と出世に向けて、同僚と競争しつつ臨みます。そこには、恒常的な過労状態を生む負の側面もあります。過剰な労働状況を生み出す日本の雇用システムの功罪を分析し、良き労働社会の実現の可能性を探りたいと思います。

マーケティング研究

所 吉彦
本講義の目的は、マーケティングに関する論文を読み、考え、自ら書く力をつけるにあたり、多面的・批判的に分析できる力を養うことを目的とします。5G、コネクテッド戦略、カスタマーサクセス、USJ顧客体験、テクノロジーCRM、フィールド&インサイドセールス、AIと顧客体験、顧客との絆、カテゴリー志向の罠マーケティング等に関する論文を読みこなし、マーケティングに関し多面的・批判的なコメントができることを到達目標とします。

国際経営学研究

韓 金江
本講義では、国際経営を理論と実際の視点から学修します。具体的には、多国籍企業の歴史や海外直接投資の論理から、経営のグローバル化における組織革新、生産、研究開発、マーケティング、SCM、そして国際人的資源管理まで、企業が持つ機能の国際化に幅広く焦点を当てて議論します。授業を通して、(1)国際経営学の構造の理解、(2)企業が国際経営を行う要因の理解、(3)企業の国際経営戦略とその変化の把握を到達目標とします。

情報戦略研究

高橋 信一
今日、情報通信技術(ICT)分野における激しい市場競争の中で生き残って成長をめざすICT企業は、自社が中心となって競争優位なプラットフォームを形成するか、もしくは他社が形成した競争優位なプラットフォームに参加していくことが求められています。 この講義では、テキスト学習を通じて、プラットフォームのしくみや特徴、プラットフォームの形成に必要な要因への理解を深めながら、ICT企業の戦略を企画立案できる力を身に付けます。

統計モデリング研究

中川 裕司
モデルを設定して、観測データの現象の説明を試みる講義です。統計学を勉強しなかった人でも理解できるような講義にします。使用する統計ソフトはExcelのデータ分析かSPSS(Base版)を使った多変量解析を行います。回帰分析、判別分析、因子分析、クラスター分析などを使用します。できれば受講者が望む分析方法を享受させたい。

CGビジネス研究

杉原 健一
映画やゲームの3DCG(3次元コンピュータ・グラフィックス)を自分で作って、CM用アニメ制作などのビジネスに活用するスキルの習得が主な目的です。ハリウッド映画の3次元CGの制作で使われているソフトウェア(3ds MAX)を用いて、街の3Dモデルを作り、車を走らせ、人も歩かせる3DCGを作ってみます。今のところは、政府の補助金をもらって研究している「自動生成システム」が、手のかかる建物などの制作作業を自動的に行います。また、自作の服を着たファッションモデルなどのアニメ作成も可能です。