看護学部 スタートアップ看護ゼミ「キャリアデザインを考えるⅠ」を取材しました。
看護学部1年次では、看護職を目指す者としての基本となる技能・態度を養うとともに、自身のキャリアデザインを考え、且つ看護職として求められる社会人基礎力を養成することを目的とする「スタートアップ看護ゼミ」を4月から実施しています。
第11回目となる2019年11月5日(火)は、「キャリアデザインを考えるⅠ」と題し、2019年3月に大垣女子短期大学看護学科を卒業した3人の新人看護師(栗巣野 未来さん(博愛会病院)、上野 由貴さん(大垣市民病院)、大野 飛鳥さん(岐阜市民病院))をお招きしました。前半は、学生時代にやっておくべきことのヒントを得て、看護師として働くことについてのイメージを図ることを目的に講義形式でお話いただきました。
学生時代の勉強方法については、「課題に早く取りかかるように気をつけていました」「勉強の集中力を高めるためにスマートフォンのアプリを活用していました」「勉強は忙しいけれど、大学生活ではプライベートも充実させてほしいです」など、課題や実習、国家試験対策で忙しい看護学生へ、ご自身の経験をふまえてのアドバイスいただきました。
現在のお仕事については、「小児科は患者により疾患が異なるため、日々疾患の勉強をしています」「夜勤もある不規則な生活では、生活リズムを整えることがとても大切です」「患者さんのご家族にも配慮した看護を心がけています」など、実際に看護師として働いているリアルな声を伺いました。
後半は、座談会で直接、先輩看護師へ質問することができました。
「仕事をしていく上で、周囲とコミュニケーションを図ることは大切です」「課題や国家試験対策は友達と協力しながら乗り越えました、学生時代の仲間は大切にして下さい」「国家試験対策にはこの参考書を使いました」「実習は大変ですが、プライベートとのメリハリをつけて取り組みました」など、学生からの質問に親身に答えていただきました。
昨年卒業されたばかりの新人看護師から、大学生活の過ごし方や、リアルな卒業後の働き方をお話いただき、これからの学生生活と看護師としての将来像をイメージすることができました。
先輩看護師のみなさん、お忙しい中お越しいただき誠にありがとうございました。