トピックス

10月より始まりました、ラジオ番組「学校では学べない授業」。
この番組は岐阜県内の高校生と企業や団体で活躍する若手リーダーが熱く語り合い、地元企業のことを知ろうという内容です。番組ナビゲーターは我らが岐阜協立大学竹内学長。毎回どんな話が聞けるか楽しみです。

　さて、第5回目のシリーズは、
(株)大光 アミカ事業本部 本部長 金森久さん、大垣商業高校の生徒さんにおいでいただきます。

今回は初回ということで、高校生のおふたりが大光さんについて調べたことを発表してもらいました。
「本社は岐阜県大垣市にあり、昭和25年設立。アミカ事業本部は安八郡輪之内町にある、地域に密着した会社です。」「人材育成、販路の拡大、ドミナント化にも力を入れていらっしゃいます。」
「業務用食品等を専門に取り扱い、多様な外食産業に対して卸売を行う『外商事業』、キャッシュアンドキャリー形式の直営店で小売を行う『アミカ事業』を展開されています。」など。
竹内学長の「食品は特に特に何の売れ行きがいいの？」という問いに、
「タピオカが売れている」と金森本部長。
去年ブームとなった「タピオカ」や、流行に敏感な高校生からの質問で盛り上がりました。
「次に流行するのは何だと思いますか？」という高校生の問いに対し、
金森本部長は「チーズティーがくると言われているが・・・自分は"いちごあめ"が流行るのではないかと思っている。」と。
1～2年後、どうなっているか楽しみですね。

2・3週目は高校生や金森本部長がお互いに質問しあいます。まずは高校生から。
「これからアミカはどう展開していく予定なのですか？」
　金森本部長からは個人的な思いとして、
　「現在、東京の赤羽、立川、そして静岡に5店舗あるが、将来的に繋がっていけばいいな」と展望をお話いただきました。
さらに高校生からの質問。
「新商品のアイデアはどんなところから生み出されるのですか？」
「展示会に行ったり、お客様の声を聞いたり・・・でも、食べておいしいか、おいしくないかが基本。おいしいものしか並べたくない」
"おいしいもの"かどうかを判断するのは金森本部長だそうです。「おいしいものを食べて笑顔になってほしい」ともお話いただきました。
次に金森本部長からの質問。
「これから就職をしていくと思うけど、就職の際、大切にしていることは何ですか？」
　高校生の2人の就職希望は、「コンサルタントをしたい」、「小学生の頃から税理士になりたいと思い、商業高校に進学してきた」というもの。
　やりたいことが明確にあるようでした。
　金森本部長も竹内学長も「やりたいことをやりたい」ということを大切に考えているというのはすごいこと！と感心していました。
　でも、小学生でどうして税理士になりたいと思ったのか、気になる竹内学長。その理由を聞いたところ
「小学生の頃、租税教室で、税理士さんが学校に来た。その時に、"税理士の仕事は、社会に貢献すること""感謝される仕事"と話していて、かっこいいなと思った」んだそう。
当時の税理士さんが聞いたら涙を流して喜びそうなエピソードですね。
ついつい、
「最初は新規のお客さんを掴むのが大変だろうけどね。税理士事務所で働くのかな。でも将来的には開業できるといいね」
「女性が女性の経営者を支えるなど、税理士事務所としての差別化ができるといいね」
など、アドバイスにも熱がこもりました。

最終週はお約束のお土産。
金森さんからのお土産はアミカで販売している「ブルーベリーとストロベリーのダブルベリーのケーキ」「白桃のタルト」をお持ちいただきました。
どちらもおいしくて高校生の二人もこの笑顔！
おいしくいただいたところで、高校生からの質問です。
「資格は仕事で役立つと思われますか？」
　金森さんの返事は即答「役立つ！」とのこと。
「資格自体はもちろん、資格を取る為に一生懸命勉強すること、コツコツとやり抜くことが大事。年齢を重ねてから資格を取得するのは難しいので、若いうちにいろんな資格を取ったり趣味もいろんなことにチャレンジするといいと思う」

「金森さんに強い影響を与えた人、座右の銘はありますか？」
「自分は野球が好きで、「野村克也さん」の影響があると思う。野村さんの言葉"勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし"が好き。
　自分に関わることはすべて自分に責任がある、と自分なりに思って、これを人生観にしている。」
最後に金森本部長から高校生の二人にエールが送られました。
　「二人ともやりたいことが明確にわかっている。その道に向かってどうすればいいかを描いて一個ずつクリアしていってほしい。

(株)大光 アミカ事業本部 本部長 金森久さん、大垣商業高校の生徒さん、ご出演いただきありがとうございました。