基本コンセプト
テーマ re-Birth
副題 「西濃学園都市に新たな いぶきを起こす」
re-Birthに込めた思い
50周年は、30周年、40周年と異なり、50年に1度の機会であり、次の50年を展望する機会と考えました。
これからの50年では、大学に求められるものはますます多様になり、またそれぞれに深化した難しいものになっていくことでしょう。そうした中、本学がここ大垣に立地する意味を再確認し、生まれかわったような気持ちで、原点に立ち返り、本学としての役割の発揮を考え、着実に実行していきたい。こうした思いから、re-Birth という言葉を選びました。そして、建学の精神などを原点に立ち返り、再確認・再定義いたしました。
re-Birthというテーマは、大学の全体のことだけでなく、本学関係者一人ひとり、さらには、本学への進学を考える全国の高校生やその父母の皆様へのメッセージとして、学生が生まれ変わったように、ここで成長するという意味も含めることもできると考えています。つまり、進学してきた学生が、生まれかわったように新鮮な気持ちで成長できる大学にしたいとの思いも表現されています。
今回の50周年事業は、あくまでも大学の周年事業であり、運営する法人の合併協議については、直接関連づけられるものではありません。
副題について
「西濃学園都市」
設立趣意書にも、「近代的広域行政にもとずく学園都市形成をめざす地元先覚の要望に応えて」と、本学設立の経緯が説明されていました。このように、西濃学園都市形成は、本学設立からの目標と理解することができます。
「学園都市」という表現の中で、大垣が歴史・文化が豊かで、自然環境等にも恵まれ、大学生が学ぶに相応しい地域であることを表現しています。
大垣市(人口16万)には、1大学、1短期大学、1大学院大学、7公立高等学校、2私立高等学校があります。西濃圏域における教育の中心地として、学園都市と呼ぶにふさわしい状況を呈しています。とりわけ、本学が立地する北部エリアにはその集積があります。
大垣には文教都市として、江戸時代の藩校に遡ることもできる歴史があり、向学心の高い文化があります。
以上の大垣の文化的な背景を踏まえ、大垣が学園都市としての評価を確立し、さらに発展するよう、本学も役割を果たしていきたいと考えています。
「新たないぶきを起こす」というメッセージ
re-Birth という言葉では、「生まれかわったように新鮮な」というニュアンスを強調しているので、ここで「新たないぶきを起こす」という表現を対応させました。
いぶき・息吹は伊吹も連想させ、地域の象徴的存在となることをイメージしています。また、本学の校友会は「伊吹嶺会」という名称なので、それとも関連させています。
いぶきを起こすのは、大学であり、大学に関わる一人ひとりであり、そして、本学に入学してくる学生一人ひとりです。「新たないぶきを起こす」人間に成長するという気持ちを持って、本学を志望してくれたら、という気持ちも込めて発信していこうと考えています。