大垣商業高校の生徒を対象に高大連携講座「Webシステム開発体験講座」を実施しました
本学は岐阜県立大垣商業高等学校と教育連携に関する協定書を締結し、相互に連携して教育活動を推進しています(2009年3月締結)。
この一環として、ビジネス情報科2年生(30名)を対象に「Webシステム開発体験講座」を2025年10月30日(木)から全4回で開講し、本学経営学部の佐々木喜一郎准教授が講義を担当しました。
本講座は、本学の実習室において、高校生がWebアプリケーションを自ら設計・開発し、インターネット上に公開するまでを実践的に学ぶ内容です。制作を通して、「システムを作る力」「成果を伝える力」「協働する力」を総合的に育成することを目指しています。
第1回は、Webページの基本構造やプログラムの基礎を学び、ユーザーの操作に応じて画面表示が変化する仕組みを実装しました。続く回では、画像・動画を組み合わせたギャラリーページの制作や、Googleマップを活用した地図ページの作成など、実際のWebサイト制作で求められる情報の見せ方・整理の仕方を段階的に学びました。最終回の12月11日(木)には、データの登録・更新といった要素を取り入れ、Web上で在庫管理を行うアプリケーションの制作に取り組みました。
毎回、高校生が真剣に課題に向き合う姿が印象的でした。分からない点は本学の教員やアシスタントを務める学生に相談しながら、また高校生同士でも教え合い、試行錯誤を重ねてアプリケーションを完成させました。

