UNIVAS AWARDS 2024-25 最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞した近藤薫さんが大垣市長を表敬訪問しました
本学学生の近藤 薫さんが「UNIVAS AWARDS 2024-25」のパラアスリート・オブ・ザ・イヤー部門において最優秀賞・文部科学大臣賞を2年ぶり2回目の受賞を果たしました。この快挙を報告するため、近藤さんは石田仁大垣市長を表敬訪問し、地域貢献への思いと今後の抱負を語りました。
訪問には、原田学長、杉本学務部長、森本学生課長が同行しました。
受賞の背景と評価
UNIVAS AWARDSは、日本の大学スポーツを統括する「一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)」が主催する表彰制度で、競技成績だけでなく、学業・大学スポーツの発展・社会貢献において優れた成果を上げた学生や団体を称える、権威ある賞です。
近藤さんは、「競技・学業・社会貢献の三位一体」を実践した点が高く評価されました。
- 競技力向上:障がいの特性に合わせた個別トレーニングを積み重ね、記録向上を実現。
- 学業優秀:GPA3.6を維持し、教職課程を履修。岐阜県教員採用試験の一次合格を果たしました。
- 社会貢献活動:講演会、水泳授業の補助、人権講話、インクルーシブ記録会などを通じて地域に貢献。地道な活動の積み重ねが、今回の受賞につながりました。
なお、近藤さんは2023年にも同賞を受賞しており、優秀賞は3年連続の受賞という輝かしい実績を重ねています。
表敬訪問での石田大垣市長・原田学長・近藤さんのコメント
石田市長からは、「スポーツだけでなく、学業や地域貢献など文武両道の努力が社会に認められた成果であり、継続して頑張っている姿が素晴らしい」との祝福の言葉が贈られました。また、「大垣市ゆかりの選手として、周囲への感謝を忘れず、さらなる飛躍を期待している」と激励がありました。
原田学長は、「近藤さんは周囲を自然と惹きつける求心的な存在であり、本学の誇りである」と称えました。
近藤さんは、「受賞を知ったときは驚きましたが、今までの努力が認められたことが励みになりました。『やってきたことは間違っていなかった』と感じています」と喜びを語りました。
今後の抱負
近藤さんは、「知らないことが差別や偏見につながる。だからこそ、自分が社会に出て活動し、障がいを持つアスリートの存在を知ってもらうきっかけになりたい」と、今後も地域と共に歩み続ける決意を新たにしています。
本学では今後も、スポーツをはじめとする多様な分野で、地域社会に貢献できる人材の育成に努めてまいります。