本学卒業の起業家をお招きして講演を行いました。

　2019年5月16日(木)、1年次生対象の｢キャリア形成Ⅰ｣講義（経営学部中川裕司教授）において、『卒業後の自分を想像してみよう』というテーマで、本学を卒業された起業家をお招きして講演を行いました。
　本学では、経済学部・経営学部に在籍する学生を対象に、1年次より将来の進路についてキャリアプランをたて、社会人基礎力を育成することを目的としたキャリア形成講義を開講しています。

　今回、講師としてお招きしたのは岐阜県関ヶ原町で野球グラブ・ブランド「RAG de Lion（ラグデリオン）」を事業展開されておられる代表・グラブ職人の宮川涼さん（スポーツ経営学科卒）です。
　宮川さんは、スポーツ経営学科一期生として本学を卒業後、関ヶ原から世界に通用するものづくりをするために、自分で野球グラブ製造の会社をたちあげ、ブランドをスタートさせました。細部までとことんこだわり、製作者の顔が見える安心感と感動をお客様に提供することで、実際にプロ野球選手にグラブを提供するまでのご活躍をされています。

　講演では、学生時代に自分がやりたい仕事｢夢｣を見つけ、その夢を実現させるための活動の中で、苦労した事などを含む体験談を話され、受講した1年次生に対し、「大学4年間は長いように感じるが、実際は短い期間です。その学生時代に何でもいいので夢、目標をみつけて、充実した学生時代を過ごしてください。」とエールを送りました。

　宮川さんも「将来は、自分の製造したグラブが全国のスポーツ店で販売できたり、メジャーリーグで使ってもらえるようにしたい。」と、自身の夢を話されました。


先輩の講演に聞き入る経済学部・経営学部の1年次学生たち	「RAG de Lion」代表・グラブ職人　宮川涼さん（スポーツ経営学科）