サッカー部学生が企画・運営する進路講話を実施しました。
2019年11月9日(土)、社会人として活躍する本学OB4人をお迎えして、進路の考え方や社会人としての心構え、就職活動までの学生時代の過ごし方をお話いただく進路講話が実施されました。これは、サッカー部に所属する学生たちが発案し、企画から運営までを担ったイベントで、就職活動を控える3年次のサッカー部員17人が参加しました。
お招きした本学OB全員が、大学時代サッカー部で活躍されていた方々で、後輩の熱い気持ちにこたえ、東京・大阪・富山・愛知からボランティアでわざわざお越しいただきました。
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中条 睦 様('91 経済学科卒) | 廣瀬 宗弘 様('90 経済学科卒) |
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伊藤 禎浩 様('90 産業経営学科(現スポーツ経営学科)卒) | 淺野 浩司 様('88 経済学科卒) |
- 中条睦様('91 経済学科卒/北陸コカ・コーラボトリング株式会社)は、「社会人基礎力」を例に、様々な成功や失敗から自分の強みを知り、その強みを伸ばしていく必要性をお話頂きました。
- 廣瀬宗弘様('90 経済学科卒/株式会社ディーエムアール)は、「スポーツに関わる仕事に携わりたい」と、イタリアの老舗スポーツブランド"ディアドラ"の日本正規代理店である現在の会社に就職されました。何を軸に会社選びをするかという考え方をお話頂きました。
- 伊藤禎浩様('90 産業経営学科(現スポーツ経営学科)卒/ユニー株式会社)は、アピタ長久手店店長をされている小売業の経験から、お客様から直接お金を頂くことの意義をお話頂きました。また学業やサッカーに専念できる今の環境に「感謝」すること、失敗した経験が次に繋がるため「チャレンジ」すること、そして周囲の人の意見に耳を傾けられる「素直」な気持ちをもつことを大切にしてほしいと話されました。
- 淺野浩司様('88 経済学科卒/有限会社アサノ工芸)は、前職の営業経験と起業された経験から、様々な情報にアンテナを張ること、様々な人脈が自分の財産になるため大切にすることなどお話頂きました。
諸先輩からは、「チーム競技であるサッカーに打ち込んでいる皆さんは社会にとって魅力的な人材です。自信を持ってサッカーという最大の武器を活かして下さい。」と学生らにエールを送りました。
サッカー部では髙橋正紀総監督(経営学部教授)の指導のもと、学生が学業と部活動の両方で実績をあげるための文武不岐(学問と武道は一体となっており、勉強(文)と部活動(武)はわかれず(不岐)相乗効果がある)の取り組みが始まっています。
高橋教授は「学生には、当たり前のこと(優先順位1番)である学業を、好き嫌い・得意不得意に関わらず、当たり前にやるのが一流のスポーツマンの常識であり、それが"自分のため"であることを理解できるよう、今後も指導していきたい」と語りました。
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先輩方へ質問する学生 | 高橋 正紀 教授(サッカー部総監督) |
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真剣に聴講するサッカー部の学生 |