講演会講師として棚橋千弥子教授が登壇しました
5月13日(土)、垂井町文化会館において、垂井町令和5年度生き生きライフ推進大会の各学級・講座合同開講式が行われ、講演会講師として看護学部の棚橋千弥子教授が登壇しました。
「がんのお話 エトセトラ」と題し、がんという名称の由来やがん発生のメカニズム、現代の治療方法や予防法に至るまで、幅広く分かりやすくご講演いただきました。垂井町では、令和2年度より町内の中学2年生を対象にがん教育を行っていることもあり、PTAの保護者の方々も含め、約240名の方々が熱心に聴講されました。
棚橋教授は「今や、がんは不治の病ではなくなりました。抗がん剤や免疫療法など、治療方法は様々ですが、どの治療も一長一短です。がんに罹患してからの治療も大切ですが、最も大切なのはがんを予防することです。そのためにはNK(ナチュラルキラー)細胞を元気にして、危険因子を取り除くこと、そして笑顔で過ごすことが重要です。笑うとNK細胞が活発になると言われています。病気と上手に付き合い、明るく自分らしい人生を送ってください」と締めくくりました。