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企業のDX推進と学生の実践学習をつなぐ新たな取り組みを実施しました

岐阜協立大学は、岐阜車体工業株式会社との産学連携により、デジタル変革(DX)をテーマとした企業のDX推進と学生の実践学習をつなぐ新たな取り組みを実施しました。

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■ドローンを使った課題解決のプログラミング飛行を体験

2025年613日、経営情報学科3年次14名(市川大祐ゼミ所属)が、岐阜車体工業株式会社 ものづくり推進部 冨田紀良氏を講師にお迎えし、会社説明と社内DX事例の紹介を聞いた後、プログラミングスキル向上に有効な手法である『ドローンを使った課題解決のプログラミング飛行』を体験しました。参加学生は、ITパスポートや基本情報技術者試験の合格者で、プログラミング関連科目を修得済みであり、実践的な業務に取り組むための基礎知識・スキルを備えています。

この体験から、学生は学んできたプログラミングの技術を課題解決に向けどのように応用するかを具体的に学び、理論と実践の架け橋となる貴重な機会となりました。

 

■学生の声:「人を幸せにするDXを目指したい」

この取り組みに参加した学生からは、以下のような感想が寄せられました。

「(岐阜車体工業の)冨田さんがドローンの技術を防火に有効な工場の点検業務に応用し、DXを実現していた姿が印象的でした。アプリ開発の面では、社員の体調や会話を促す仕組みづくりに感銘を受け、自分も人を幸せにするDXを目指したいと感じました。」

「自社でシステムを開発し、品質管理をiPhoneで効率化している点に驚きました。ローコードにより現場で柔軟なカスタマイズが可能で、高度な専門知識がなくても継続的に改善できる仕組みに大きな可能性を感じました。」

 

■相互理解によるミスマッチ防止効果に期待

 参加した学生のうち、複数人が岐阜車体工業のインターンシップにエントリーする予定です。この取り組みは、学生の企業理解促進と企業側の人材発掘を同時に実現する仕組みとして設計されています。今回の取り組みからインターンシップを経て採用に至った場合、入社後のミスマッチによる早期離職防止効果も期待されており、今後は内定後の長期インターンシップと卒業研究の連動による更なる成果創出も検討されています。

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