2026年 学長年頭所感
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、本学の教育・研究活動、ならびに地域との連携の取り組みに対し、温かいご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
2026年を迎え、社会は大きな変化の途上にあります。少子化の進行、地域社会の構造変化、価値観の多様化など、先行きが見通しにくい時代において、「大学で学ぶことの意味」があらためて問われています。
そのような時代だからこそ、私はあらためて問い直したいと思います。
私たちは、何のために教育を行っているのか。
本学の教育は、単に知識を伝えることや、資格取得のための技能を身につけることを目的とするものではありません。
学生一人ひとりが、自らの可能性に気づき、社会の中で自分らしく生きていく力を育むこと。
変化の激しい時代にあっても、自ら考え、判断し、行動できる人へと成長していくことを支えることが、本学の教育の根本にあります。
本学は、学生を「教える存在」ではなく、「学びの主体」として尊重してきました。
学生との対話を大切にし、関心や疑問、経験を学びの出発点とすること。
一人ひとりの背景や個性に寄り添い、挑戦と試行錯誤を受け止める環境を整えること。
教職員は、学生の成長に寄り添う伴走者として、その歩みを支えていきます。
また、本学の学びは、大学の中だけで完結するものではありません。
地域社会の現実に触れ、課題に向き合い、実践を通して学ぶことを大切にしてきました。
地域とともに学び、地域に学びを還元する。
この循環こそが、岐阜協立大学が地域と社会に提供できる大切な価値であると考えています。
教育は、卒業とともに終わるものではありません。
本学は、卒業後も学生とつながり続け、生涯にわたる学びのパートナーでありたいと願っています。
世代や立場を越えて学び合う場として、地域に開かれた大学であり続けます。
岐阜協立大学の教育は、学生、教職員、地域の皆さまが、ともに学び、ともに育ち、ともに未来をつくっていく営みです。
その積み重ねが、本学のこれからを形づくっていくと、私は信じています。
本年も、本学の教育理念を胸に、一歩一歩、着実に歩みを進めてまいります。
皆さまにとって、2026年が実り多き一年となりますことを心より祈念いたしますとともに、 本年も変わらずにご支援とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2026年1月1日
岐阜協立大学
学長 原 田 理 人

