看護学部2年次生を対象とした飛騨高山宿泊研修を実施しました
2024年11月13日(水)~15日(金)にかけて「令和6年度岐阜県私立大学地方創生推進事業」の一環として、看護学部2年次生48名を対象とした1泊2日の飛騨高山宿泊研修を実施しました。
研修は、前・後半の2班に分かれて実施し、1日目には高山赤十字病院の竹中 勝信院長様、久美愛厚生病院の小林 加代子看護部長様、飛騨圏域で訪問看護を実践している「これからの在宅医療・看護・介護を考える会」代表の野崎 加世子様から、飛騨圏域における医療福祉の現状、地域包括ケアシステムとしての地域との連携、少子超高齢化社会での訪問看護の実際などについて講義を受けました。
<1日目の様子>
高山赤十字病院 竹中 勝信病院長 様 |
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これからの在宅医療・看護・介護を考える会 |
2日目には、講義内容をふまえて飛騨圏域にある病院、診療所、福祉事業所の実際を見学させて頂きました。
この研修を通して、学生は「地域包括ケアシステムによって高齢者を地域で支える仕組みが理解できた」「地域住民と深くつながることができるため、患者との関係が長期になり、生活背景を理解するなど地域社会に貢献している実感を得られるため、やりがいを感じた」「高齢化が特に進んでいるため、病院での治療だけでなく、退院後の介護や看取りまでその人らしく生活できることをサポートできるところに魅力を感じた」と超少子高齢化社会における医療・看護の現状、やりがいを理解し、その中で求められる看護師としての役割、自分のキャリアについて具体的に考えることができました。
今回の研修において、お忙しい中、多くの方々にご理解、ご協力を賜りましたことに深く感謝いたします。
<2日目 施設見学の様子>
〈ご協力いただいた皆様(順不同)〉
・高山赤十字病院 様
・JA岐阜厚生連 久美愛厚生病院 様
・岐阜県看護協会立訪問看護ステーション古川 様
・岐阜県看護協会立ナーシングデイ高山 様
・岐阜県立飛騨寿楽苑 様
・高山市国民健康保険久々野診療所 様
・一般財団法人高山市福祉サービス公社 たかやまコスモス事業所 様
・株式会社 ケアトピック サービス付高齢者向住宅喜林ハイムⅡ 様
・これからの在宅医療・看護・介護を考える会 様