看護学部卒業研究報告会を開催しました
2024年11月4日(祝・月)、看護学部4年次生の卒業研究報告会が開催されました。興味や関心のあるテーマに沿って、8領域(基礎看護学領域・成人看護学領域・精神看護学領域・老年看護学領域・母性看護学領域・小児看護学領域・公衆衛生看護学領域・在宅看護学領域)の中から選択し、パワーポイントを用いて7分間で研究した成果を発表しました。
授業で学んだことや実習で感じた疑問、受け持った患者さんとの対応で悩んだことなどから問題を発見して研究テーマを選択しており、卒業後は、今回研究したことを臨床の場でさらに深め、検証したいという意識の高さが窺える発表もありました。また、3年次生も報告を聞くだけでなく積極的に質問し、レポートにまとめ、来年度どの領域に所属して研究するかを考える指針としていました。
2024年度卒業研究告会 研究テーマ(抜粋)
・運動障害を抱える脳血管疾患患者の心理的変化 -ADL変化に焦点をあてて-
・言語的コミュニケーションのとれない重症心身障害児(者)との関わりを通して
~余暇活動の在り方~
・岐阜県の不妊専門相談センター事業の現状と課題に対する看護支援の検討
~5つの都道府県及び政令指定都市と比較して~
・鎖肛手術後の患児への心のケアの現実
・禁煙の成否要因と禁煙決意者への効果的な禁煙支援の検討
・高齢心不全患者が自己管理をするために有効な指導についての文献検討
・身体拘束を受ける精神疾患患者の心理状態と患者が抱く看護師に対するニーズ
・認知症と診断された当事者の思いと当事者支援
・終末期にある家族の思いと提供している看護ケアの差異に関する文献研究
・手術室看護師による術前訪問の効果と必要性の検討
・長期入院している意欲低下のある統合失調症患者への看護実践についての文献検討 など