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看護学部 スタートアップ看護ゼミ「キャリアデザインを考えるⅡ」を実施しました。

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看護学部1年次では、看護職の技能・態度を養うとともに、キャリアデザインを考え、社会人基礎力を養成することを目的とする「スタートアップ看護ゼミ」を4月から実施しています。

第13回目となる2020年2月18日(火)は、「キャリアデザインを考えるⅡ」と題し、看護の現場で働くスペシャリスト(特定看護師・専門看護師・訪問看護師・保健師・助産師)から仕事の内容ややりがいを聞き、その専門職の役割と社会における必要性を理解することを目的に開催しました。

がん看護専門看護師の林ひとみさん(大垣市民病院 地域医療連携部緩和ケアセンター)は、「がん」の特徴から、告知された患者さんへの看護のみならず家族へのケアも求められると説明され、日々進化する医療知識や技術を習得するために勉強が欠かせないと説明されました。

特定看護師の鈴木晴敬さん(中津川市民病院 病院前救急診療科)は、DMAT(災害派遣医療チーム)に所属される一方、全身麻酔管理、ドクターカー出動にも携わっておられます。普段医師しかできない行為を特定看護師がすることで救える命が増えること、過疎地域の緊急患者にも対応できる特徴を説明されました。

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がん看護専門看護師 林ひとみさん(大垣市民病院) 特定看護師 鈴木晴敬さん(中津川市民病院)

訪問看護師 古池美由紀さん(はやかわ訪問看護ステーション)は、自宅で療養されている患者さんに寄り添い、生活リズムを崩さないような看護を行っていると説明されました。同僚のインタビュー、患者さんとのエピソード、動画も交えながら説明頂きました

保健師 木下拓哉さん(垂井町保健センター)は、保健師の主な仕事や保健センターの概要について説明されました。垂井町の事業計画に沿って、自治会の地域住民と一緒に健康計画を立案するなど、公務としての幅広い活動で、地域の健康を守っていることを説明頂きました。

助産師 吉良光代さん(ひよこ助産所)は、ご自身の出産経験もふまえ、女性のライフサイクルに寄り添い、性と生殖に関する健康と権利を守ることを目的に、助産をはじめ子育て支援センターの活動等を紹介されました。出産から子育てまで女性のライフスタイルを支援していきたいと述べられました。

パネルディスカッションでは、「どんな性格がどのスペシャリストに向いていますか」「スペシャリストを目指すために、学生時代にしておくと良いことはありますか」など学生らしい率直な質問が出され、それぞれの講師の皆さんにお答え頂きました。

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訪問看護師 古池美由紀さん(はやかわ訪問看護ステーション) 保健師 木下拓哉さん(垂井町保健センター)

聴講した学生からは、「今まで看護師として専門的に深める道を考えたことがなかった」「スペシャリストを目指したい!と思った時に実現できるような力を、今からつけていきたい」「看護師としての進路の選択肢が広がった。今後どんな看護師になりたいかをじっくり考えていきたい」などの感想が聞かれました。

今回お話を伺い、看護職の素晴らしさを再認識すると共に、将来ビジョンを更にイメージすることができました。講師の皆様、お忙しいなか貴重なご講義を頂き、誠にありがとうございました。

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助産師 吉良光代さん(ひよこ助産所) パネルディスカッションで学生からの質問に答えて下さるスペシャリスト看護師の皆さん
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