経済学部公共政策特論の授業で古田肇岐阜県知事にご登壇いただきました
2021年10月28日（木）、公共政策形成に係る実践的な取り組みについて学ぶことを目的とする公共政策特論（経済学部・勝田美穂教授）において、古田肇岐阜県知事を講師に招聘し授業を開催しました。
当日は経済学部（経済学科・公共政策学科）の学生54名が聴講しました。
前半は、地方分権推進法施行以降の地方分権改革をめぐる様々な流れの紹介があり、必ずしも十分な進展がみられない中で、コロナ後の「新しい日常」を形成する一環として、「新次元の地方分散」という展望が語られました。
後半は、新型コロナ対策を巡ってと題し、昨年の第一波に始まり今日に至る、岐阜県独自のコロナ対策及び対策実施に当たっての国と地方の役割分担についてお話いただきました。目まぐるしい状況変化のなかでの迅速な取り組みについてご紹介いただき、緊迫感のある講義に学生も熱心に耳を傾けました。
講義後は質疑の時間に入り、「愛知県などとの人流の活発化に伴う連携のあり方」や「知事として決断しなければならないときの基本的な姿勢」など、学生からも活発な質問がありました。
学生の質問に答える古田肇岐阜県知事
