看護学部 スタートアップ看護ゼミ 「社会人マナー講座」を実施
「スタートアップ看護ゼミ」(SUNゼミ)とは、看護職を目指す者としての基本となる技能・態度を身に付け、看護職として求められる社会人基礎力を養うことを目的とするゼミナール活動です。1年次の年間を通して様々な活動や講座を企画しています。
2021年7月16日(金)、第3回目の講座として、畠山企画の講師・松井香央梨氏をお招きして、「社会人としてのマナー」を実施しました。看護を行う上で、相手に信頼され良好な人間関係を築くことは不可欠であり、そのために社会人としてのマナーを学ぶことが重要です。
講義の冒頭、松井氏は「マナーは人間関係を繋ぐ基本的な礼儀であり、相手を思いやる気持ちが基盤にあります。相手への思いやりの気持ちや興味を持つ意識がないと、マナーを守ったつもりでも伝わらないということです」、と述べられました。 また、第一印象を判断する基準は外見と話し方が大半であることを説明され、学生たちは身だしなみや表情、言葉遣いの重要性を改めて学ぶ機会となりました。
その他にも、一定の距離を保ちつつ挨拶やお辞儀の方法についてロールプレイを行ったり、グループワークで相手との共通点をコミニュケーションを取りながら見出し、思いやりの気持ちや興味を持つ意識について考える機会が設けられました。
![]() マナー講座の様子 |
![]() 松井香央梨 氏 |
【受講した学生の声】
- 第一印象は歩き方や表情などの外見や声のトーン、スピードでほぼ決まることを知りました。これからの生活で、これらを意識しながら過ごし、実習で印象の良い学生だと思ってもらえるよう心掛けたいと思いました。
- 社会で私たちは、『マナーを身につけていている者』として対応されます。しかし、自分のマナーができていないと相手に失礼になり、なかなか社会では指導も受けられないと思いました。個性も大切ですが、社会人として働く上では、マナーを身に付ける重要性を学びました。
【教員所感】
- 看護の対象となる人は、心や体を病んでいるだけに、看護職の表情や身だしなみ、言葉かけをよく観察し、信頼できる看護職を求めてみえます。8月に初めての実習を控え、マナーについて学ぶ貴重な機会になりました。