看護学部スタートアップ看護ゼミ「働く上でのルール」をテーマにオンライン講義を実施
|
「スタートアップ看護ゼミ」（SUNゼミ）とは、看護職を目指す者としての基本となる技能・態度を身に付け、看護職として求められる社会人基礎力を養うことを目的とするゼミナール活動です。1年次の年間を通して様々な活動や講座を企画しています。 |
2021年5月14日（金）には、働く意味や目的について考え労働者の権利を学ぶことを目的として、「働く上でのルール」をテーマに、オンライン講義を開催しました。また、学生生活に関連する、学業とアルバイトの両立や、就業上のトラブルから身を守るスキルを学ぶことも目的としました。講師の岐阜労働局永田陽一氏からは、賃金や就業規則などを定める労働法や、職場でハラスメントにあった場合の対処法についての講義がありました。大垣公共職業安定所原田一樹氏からは、大学卒業者の就職・離職状況、学生生活で身につけたい職業能力、アルバイトを行う上での注意点などについて事例を含めた説明がありました。
 岐阜労働局 雇用環境・均等室 永田陽一室長補佐 |
 大垣公共職業安定所 原田一樹氏 |
受講した学生の声
- 自分で自分の職場を選ぶからこそ、インターンシップやアルバイトなどを上手く活用し、社会経験を積むことも大切だと感じた。講義で聞いた学校生活で身につけて欲しい8つの職業能力を今後の学校生活で身につけていきたいと思った。
- アルバイトをする際に、「できないことはハッキリ断る」というのは、トラブルを防ぐためにも大切なことだと学んだ。 また、「わからないことは相談する」と言うのは、看護の上でも大切なことで、医療ミスを減らしたりチーム医療に貢献するといったことに活かせると思う。
教員所感
大学に入学して早速アルバイトをしたいと考えている学生には、労働についてじっくり考える貴重な時間になったと思います。大学生の本業は学業ではありますが、アルバイト活動を通して、仕事に主体的に取り組み、適切な労働（アルバイト）時間に保つことが、学生自身のキャリア形成に繋がると思います。
