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看護学部 スタートアップ看護ゼミ「自分の思いや考えをうまく伝えるためには? ~アサーティブコミュニケーション~」を実施しました。

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 看護学部1年次では、看護職を目指す者としての基本となる技能・態度を養うとともに、自身のキャリアデザインを考え、且つ看護職として求められる社会人基礎力を養成することを目的とする「スタートアップ看護ゼミ」を実施しています。

 2020年11月17日(火)に、株式会社マイナビ メディカルキャリアサポーターの大谷桃子様を講師にお迎えし、自分の思いをうまく伝えるための方法を学ぶことを目的に講義をいただきました。

まず自己主張のタイプとして、攻撃的タイプ、受け身タイプ、作為的タイプ、アサーティブタイプの4つがあるということで、現時点での自分のタイプについて分析を行いました。
中でも、自分も相手も大切にしたコミュニケーションタイプである、アサーティブ(=自己主張をすること)タイプのコミュニケーションが、チームとして働く医療の現場において有効的であるということでした。

アサーティブコミュニケーションを実施するためには、否定で終わらせるのではなく、前向きな善処策を一緒に提案すること、自分の気持ちを伝えることが必要だということです。例えば、「~してくれると嬉しい」など自分の気持ちを入れることで、自分の主張が伝わるということでした。
このようなお話しを受け、日常会話の中での例題を元にして、学生同士でアサーティブコミュニケーションのトレーニングを行いました。

アサーティブコミュニケーションのトレーニングを行っている様子

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その他にも、話しの聴き方のポイント、指導者とのコミュニケーション方法など、日常の人間関係や将来看護師として働く中での人間関係をよくしていくためのお話をしていただきました。

参加した学生の感想

  • 自分は相手の顔色をいつも窺って、自分の気持ちをあまりうまく伝えられないタイプなので、今回学んだことを活かして、相手の気持ちを尊重しつつ、互いに気持ちよく受け入れられるように自分の主張も積極的に行っていきたいと感じました。
  • アサーティブコミュニケーションの日常生活での活用法を理解したので、今後の生活に活かしていきたいです。
  • 相手の気持ちを受け止めてから断るのは、今後、コミュニケーションを取るときに活かせると思いました。

コロナ禍で人とのつながりをより大切にしたい今、周りの人々との心地よいコミュニケーションに欠かせないヒントを得られたようです。

次回は、看護スタートアップゼミ「社会人マナー」の様子をお伝えします。

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