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【公共政策特論】の授業で小川敏大垣市長をゲスト講師にお迎えしました。

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 11月29日(木)、経済学科・公共政策学科の学生約110名が受講する「公共政策特論」(勝田美穂教授 担当)の講義に、小川敏 大垣市長をお迎えし、「大垣市制100周年と未来の大垣 ~次の100年に向けた取り組み~」と題してご講義いただきました。
「公共政策特論」では、国や自治体など、それぞれの現場で政策を立案されたり、実践されている方々をお招きし、実社会における問題点や、その解決方法についてお話を伺うことで、公共政策形成に係る実践的な取り組みについて学ぶことを目的としています。

 小川市長はまず、地方自治体が公共政策を遂行する過程にについて説明し、その過程を経て、市制100周年を機に2018年4月から大垣市の今後30年の長期計画として策定した「大垣市未来ビジョン」を紹介されました。
未来ビジョンの策定にあたっては、大垣市民を対象とした「まちづくり夢・未来アンケート」を実施したり、まちづくりワークショップの開催や、まちづくりをテーマとした作文・絵画の募集といったイベントを通じて、市民参画を積極的に推進されたことをご紹介いただきました。

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 また、今年度大々的に行われた市制100周年記念事業については、「100」の事業のうち77の事業が終了したこと、その中で、30万人もの来場者で賑わった「おおがき大パレード」では全国から100人の「大垣」さんが集まりましたが、この「大垣さんパレード」は、本学卒業生で駅伝部所属の大垣 皓暉さんが発案のきっかけだったということも明かしてくださいました。

 小川市長は「市制100周年を機に、過去を振り返るだけでなく、未来へ羽ばたく節目の年となるよう、計画し実施している」と話され、未来ビジョンの1つでもあるICT人材の育成と関連して、今後ロボット等の先端技術を活用したまちづくりに力を入れていくこと、現在建設中である新庁舎においても、実証実験のうえ接客ロボットを導入することを計画中であると語り、「人手不足の解消手段として、今後工場や医療、サービス、防災等の現場での普及促進を図りたい」との言葉から、大垣市の未来像について市長の思いを伺うことができる機会となりました。

 聴講した学生からは、具体的なロボットの活用方法や、30年という長期計画を策定するに至った経緯など、様々な質問が出され、学生たちにとって大変充実した時間になりました。
お忙しい中、お越しいただきありがとうございました。

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