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経済学科企業人育成コース 協力企業による実践的な教育のご紹介(3)

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 企業人育成課程における「地域企業研究Ⅳ」では、イビデン株式会社様にご協力いただき、天野暁子様(経営企画本部 人事部 働き方改革推進グループ グループマネージャー)、山下真哉様(経営企画本部 人事部 人事グループ 専任マネージャー)、服部紗代様(経営企画本部 人事部 人事グループ)にお越しいただきました。

 第1回は、「イビデン100年の歴史」をテーマとして、講義いただきました。
イビデン株式会社は、1912年11月に揖斐川電力株式会社として設立され、その後いくどかの社名変更行った後、1940年1月に「揖斐川電気工業株式会社」に変更し、創設70周年にあたる1982年に「イビデン株式会社」 に社名を変更されました。また同社の主要事業も、年月とともに変化し、現在ではICパッケージやプリント配線板などの電子事業や自動車用黒煙除去装置などのセラミック事業を主体としています。また、同社が働きやすい環境を作るために行っている様々な取り組みについても伺いました。

 第2回は、「ものづくり体感ワーク」として、決められた条件の中で「コマ」という商品を作り、ものづくりとは何かを実感するとともに、ものづくりにおいて大切な事について学ぶ機会を得ました。
経済学部経済学科2年で企業人育成課程の竹中海人君は、「モノづくり体験ワークでのコマ作りを通して、イビデンではお客様へのニーズに最高のレベルで応じること、何よりも「安全」を心がけていることを学びました。」と感想を述べておりました。

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ご講義頂くイビデン株式会社経営企画本部 山下様 ものづくり体感ワークをする様子

 第3回は、「工場見学」として、本社並びに大垣事業場に伺いました。はじめに工場の概要ならびに工場見学の注意事項について説明があり、何よりも「安全」が大切であるとのお話がありました。その後、工場に移動し、実際の製造工程を見学しました。
工場見学を終え、経済学部経済学科2年で企業人育成課程の丹羽善治君は、「印象深かったことは工場の通路では、埃や塵のない状態を維持し、つまずいて転倒してしまうような事態を防ぎ、精密機械が故障する危険に配慮した環境が整備されていた。」と感想を述べていました。

工場見学の後、本社内に設けられているショールームで、これまで作ってきた製品や現在の製品などについて説明いただきました。ショールーム内には、同社の祖業である水力発電の模型や、大垣市周辺の工場所在地を示したジオラマも展示されていました。

ショールームでの見学を終え、経済学部経済学科2年で企業人育成課程の前田剛之介君は、「ボタンを押すと動く、水力ダムの発電模様の内面を見て、発電システムを理解することができました。また、大垣市のジオラマがあり、それぞれの所在がとてもよくわかりました。第1回講義の時に見た自動車用黒煙除去装置は、中が見えないくらいに細かくてすごさを感じました。」と感想を述べています。

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本社にて工場の概要について説明頂きました ショールームにて製品や歴史について説明頂きました

このように、3回にわたりさまざまな形(講義・ものづくり体験・工場見学)で学びの機会を提供いただきました。受講生にとっては、座学だけでは得られない貴重な体験となりました。 大変お忙しい中、ご講義いただきまして、ありがとうございました。

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