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下呂市内の給食センターでカイゼン発表会を開催【大学院職業実践力育成プログラム(BP)】

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 本学大学院(経営学研究科)では、社会人を対象に実践的・専門的な学び直しの場を提供するため、文部科学大臣が認定する職業実践力育成プログラム(BP)である「トヨタ生産方式とカイゼンリーダー養成プログラム」を開講しています。
 2020年度から始まった「トヨタ生産方式とカイゼンリーダー養成プログラム」は第2期目となりますが、今回も製造業・サービス業から行政機関まで、様々な業種から11名の社会人が受講されています。
「トヨタ生産方式とカイゼンリーダー養成プログラム」の特徴は、トヨタ生産方式とカイゼンに係る知識を座学で学び、得られた知識を活かしながら、カイゼン対象となる様々な業種にわたる企業において実践的なカイゼン活動を経験するアクティブラーニング授業にあります。
 2021年9月17日(金)、下呂市北部学校給食センターを対象に当該プログラムのカリキュラムの一つであるカイゼン実習の成果発表会を開催しました。本来この実習は受講者が現場をつぶさに見て回って気づいたカイゼン方法をチームで提案するものですが、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すため、今回は給食センター内の洗浄工程現場の映像を研修室で見ながら行いました。
 発表会では3チームの代表者が現場の課題と具体的なカイゼン方法、さらにカイゼンから得られる余剰時間、削減可能な年間数百万円にのぼるコストなどについてプレゼン発表しました。
 発表会の総評に立った山田直志講師(大学院非常勤講師・㈱JPEC代表)は、カイゼンの無駄とりで得られた余剰時間やコストから単純に人を削減するということばかりでなく、学校生徒のための新しいアイデアの創出や、職員が働きやすい環境づくりなど、公的な利益に資する付加価値の高い給食センター運営を目指していただきたい、とコメントしました。

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山田直志講師(大学院非常勤講師・JPEC代表)

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挨拶に立つ下呂市教育委員会教育総務課 田添誠課長

「トヨタ生産方式とカイゼンリーダー養成プログラム 特別講座2021」全体スケジュール

日付け テーマ 開催予定企業(カイゼン実習企業)
1 8月19日(木)・20日(金) 産業社会とトヨタ生産方式 株式会社水明館
2 9月2日(木)・3日(金) ムダ発見とムダ排除の手法 下呂温泉合掌村
3 9月16日(木)・17日(金) ラインバランス 下呂市北部学校給食センター
4 9月30日(木)・10月1日(金) ジャストインタイムの実現 有限会社木曽
5 10月14日(木)・15日(金) 自働化と管理 有限会社萩原チキンセンター
6 10月28日(木)・29日(金) 卒業試験 株式会社水明館

受講者:11名 (所属機関の業種分類は下記のとおり)

製造業 2名
行政機関 2名
サービス業 5名
卸・小売業 2名

職業実践力育成プログラム(BP)についてより詳しく知りたい方は こちら をご覧ください

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