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経済学部フレッシュマン・エクスカーションのご紹介(2)

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 本学の経済学部は、教室の学びだけでなく、地域に飛び出して学ぶ"地域実践型アクティブラーニング"を重視しています。
 今回は、地域連携活動を実践する学内団体での体験学習(フレッシュマン・エクスカーション)の第二弾として、経済学部1年次生を対象に実施された、まちなか共同研究室マイスター倶楽部の体験企画をご紹介します。

 マイスター倶楽部とは、大垣商工会議所の「空き店舗対策モデル事業」として、1998年10月にスタートした「まちなか共同研究室」です。大垣駅前の"まちなか"商店街に位置し、商店街、NPO、行政などと常に連携した共同(協働)型の事業を展開する地域づくりの研究室です。
 体験企画で、1年次生は地図をもとに大垣駅前商店街周辺のチェックポイントをまわり、得点を競い合うフィールドスポーツの一種、ロゲイニングを体験しました。この企画には、マイスター倶楽部に所属する2年次の学生が中心となって計画・準備がなされ、1年次生のグループを先輩が引率しつつ、工夫を凝らしたチェックポイントをまわる体験学習が実施されました。

 マイスター倶楽部の事業運営代表者である、菊本舞経済学部准教授は、参加した1年次生に向かって次のように語りました。
「この体験学習には3つの目的があります。一つは地域実践型の学びのフィールドと位置付けているまちなか商店街を通じて大垣という地域を知ること、ふたつめに、商店街をベースに様々な街づくりの活動や調査研究を行っているマイスター倶楽部の活動の一端を知り関心を持つこと、そして最後に、まちなかロゲイニングの体験を通じて、ゼミのメンバー同士で交流を深めることです。」
 始めはかたかった1年次生の表情も、体験学習の終了時には笑顔があふれ、学生同士のコミュニケーションも深まった様子が見受けられました。

※エクスカーションとは?

 エクスカーションは従来の見学会や説明を受けるタイプの視察とは異なり、訪れた場所で案内人の解説に耳を傾けながら参加者も意見を交わし、さまざまな学術的内容も含めた専門家の解説を聞くと共に、参加者も現地での体験や議論を行い社会資本に対する理解を深めていく「体験型の見学会」です。商店街周辺のチェックポイントで撮影。ポイントを競います。

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マイスター倶楽部は大垣駅前商店街に拠点があります。 体験学習には経済学部1年次生の3つのゼミが参加しました。
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マイスター倶楽部に所属する先輩学生からロゲイニングについて説明 商店街周辺のチェックポイントで撮影。ポイントを競います。
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駅前商店街を散策する学生たち 体験学習の目的を語る菊本舞経済学部准教授
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