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経済学部フレッシュマン・エクスカーションのご紹介(1)

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 本学の経済学部は、教室の学びだけでなく、地域に飛び出して学ぶ"地域実践型アクティブラーニング"を重視しています。
 今回は、1年次生対象のフレッシュマン・エクスカーションの2つのプログラムをご紹介します。
 1つ目は、地域の伝統的な産業を営む企業と連携したプログラムです。
大垣市は「枡(ます)」の生産が日本一ですが、木枡の生産および国内外への販売を展開する枡工房枡屋(大橋量器)の協力を得て、経済学部 高橋勉教授のゼミ生が木枡の製造を体験しました。学生たちは慣れない手を動かしながら、枡工房枡屋の社員の方の指導の下、一所懸命に木枡造りに取り組みました。
 引率した高橋教授は、「経済学部では、"地域に有為の人材"、言い換えますと、地域に貢献する人材を養成することを教育目的としています。そのためにも、まずは、大垣の歴史や自然に根差した産業の魅力を体験してほしいと思います。学生の出身地にある同様な性格の産業にも関心を持つきっかけにしてほしいですし、これからの大学での学びにおいても"地域に貢献するとはどのようなことか?"という意識を持ってもらえたらと思っています。」と語られました。

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枡工房枡屋の社員の助力を受けながら木枡造りに取り組む学生たち 地域の特性を生かした地元の産業のひとつを知る機会になりました

 2つ目は地域連携活動を実践する学内団体での体験学習です。
この学内団体の一つであるボランティア・ラーニングセンターの体験学習を経済学部 山田武司教授のゼミ生が受講しました。
 体験学習では、ボランティア・ラーニングセンター(8号館1階)の施設において、当センター代表の浅山孝平くん(経済学科4年)から事業内容のプレゼンの後、参加者との質疑応答がありました。
 引率した山田教授は、「ゼミ生は公務員や社会福祉士を目指す学生が多くいます。ボランティアは行政の手の届かない隙間を埋める活動が多く、また活動自体が創造的です。このようなボランティアの活動が地域社会にどうコミットしているのか学生が考える機会をもつことで、自身の進路とこれからの学びを意識してほしいと考えています。」と語られました。

※エクスカーションとは?

 エクスカーションは従来の見学会や説明を受けるタイプの視察とは異なり、訪れた場所で案内人の解説に耳を傾けながら参加者も意見を交わし、さまざまな学術的内容も含めた専門家の解説を聞くと共に、参加者も現地での体験や議論を行い社会資本に対する理解を深めていく「体験型の見学会」です。

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ボランティア・ラーニングセンターの活動内容を聞く学生 プレゼンを担当したボランティア・ラーニングセンター代表 浅山孝平くん(経済学科4年)
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