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　2021年5月28日(金)、岐阜県立大垣北高等学校で、竹内治彦学長による「地域探究入門講演会－大垣の歴史から考える地域課題解決入門－」と題した講演があり、同高校の新入生321名が受講しました。今年は新型コロナウイルスの感染防止対策のため、体育館でソーシャルディスタンスを保っての講演会でした。

　大垣北高校では岐阜県から地域創生フラッグシップハイスクール事業の指定を受け、地域と連携を図りながら、探究活動を通して、グローバルな視点を持ったリーダーの育成を目指しておられます。この講演会は、その一環として開催されたものです。

　生徒は県内における地域活性化策をテーマとしたローカル課題探究活動に取り組んでいきますが、そのスタートして、竹内学長から都市の成り立ちや産業等について多様な資料を基に説明があり、質疑応答も交え「何故、そこに都市がなりたったのだろうか」を自身で考えてもらう形で講義が進みました。
　講演の後半には、地元「大垣」の町を例に、都市の発展や文化面を含む変遷と、それを支えた産業について多彩な事例を基に話され、最後に「生徒の皆さんが地域を調べるとき、単にその特色を知るだけでなく、それを背後で支える産業等の要因についても考えることの大切さ」を強調されました。