YOURSTORY

アットホームなこの場所で変わっていく自分に期待する。

小倉 愛実

看護学部 看護学科 2年
2020年8月18日時点

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看護は患者さんの笑顔をつくる素敵な仕事

看護は患者さんの笑顔をつくる素敵な仕事

看護師として働く叔母を見て、大変だけどやりがいのある仕事なのだろうと思っていた小倉さん。高校生のときに看護の体験自習に参加して、その思いは確信に変わり、看護師になろうと決意した。「患者さんが笑顔で退院したり、感謝の言葉をもらえると、頑張ってよかったと思える」という、現役看護師さんの言葉が決め手となった。

大学受験では附属病院のある看護学部を志望したが、思うようにはいかず、一般入試3期で滑り込んだ岐阜協立大学の看護学部へ進学。附属病院のある看護学部を目指したのは、より総合的に専門分野を学べると思ったからだが、入学してすぐに気持ちを切り替えた。看護を学ぶための環境があり、同じように看護を志す仲間がいて、近い距離で接してくれる先生がいる。与えられた場所で今できる精一杯のことをやっていけば、目標に近づけると、気づいたからだ。

小さな“できた”の積み重ねが自信になる

人見知りだし、気が小さいんです」と話す小倉さんだが、看護学部のアットホームな雰囲気に助けられ、今ではたくさんの仲間ができた。
「授業で分からないところを教えあったり、実技テストのペアになった子とセルフトレーニング室で自主練習をしてアドバイスし合ったり。いつも誰かが声をかけてくれるので、学部のみんなとは自然と仲良くなれました。自主練習をしていると、先生が様子を見に来てくれて、その場でなんでも相談できます。学生と先生の距離がここまで近いのは、うちの大学ならではだと思います」

とはいえ、看護師を目指すとなると、人見知りで気が小さいとはいはいってられない。コミュニケーションはもっとも重要だし、失敗できない責任のある業務が待っている。1年次から行う看護実習や病院ボランティアでさっそく鍛えられている。病院には高齢の患者さんが多く、認知症などを患っている方もいる。そのため、聞こえやすいようなるべく低い声を出したり、耳元で話しかけたりと工夫を凝らし、何気ない会話からはじめるなど、目の前の一人ひとりと丁寧なコミュニケーションを心がける。小さな“できた”の積み重ねで少しずつ自信をつけてきた。

仲間であり、ライバル。みんながいるから頑張れる

目下の目標は、看護師の中でも地域に根ざして活躍できる保健師の教育課程を受けること。大学4年間のうちに履修をすれば、看護師と保健師の受験資格をダブルで得ることができ、保健師になるには最短のルートだ。ただし、保健師教育課程を受けるには、2年生のうち希望者の中から選抜する20名の定員枠に入らなければならない。保健師を目指す看護学生は多く、みんながよき仲間で、よきライバルだ。 「課題も多いし、自習も多い。学ぶことは膨大ですが、同じ目標をもつ仲間がいるので頑張れます。努力を惜しまず、学生のうちに得られる知識、技術はできる限り習得したいと思っています」 目標を叶えるため、ひたむきな努力が続く。

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