学生生活

アスリートインタビュー

芦川 縁(あしかわ ゆかり)

1998年7月28日生まれ 静岡県三島市出身。
ソフトボールは高校から始めたが、持ち前の運動能力を活かしチームで活躍。高校3年生の時にはチームで県内ベスト4の成績をおさめ東日本大会に出場。また、国体選手としてノミネートされ二塁手として出場を果たす。大学では全日本インカレ出場のメンバーとして活躍している。

寮での様子

ソフトボールを始めたきっかけは何ですか?

ソフトボールを始めたのは高校1年生からです。中学校3年生までは、野球部に所属し二塁手を担当していました。野球を始めたのは小学校3年生からで、兄が所属していたクラブの練習を見に行って、自分もやりたいと思ったからです。中学校では、小学生から一緒にプレーしていた女友達と一緒に野球部に入部して野球を続けました。しかし、高校進学時に県内で女子が野球をできる高校がなかったためソフトボールに転向しました。

ソフトボールは、野球と比べピッチャーからの距離が近くて球が速く感じたり、球のバウンドの感覚も違うので、球が体に当たると痛かったりして、はじめは慣れませんでした。

高校は進学校だったので、勉強もしなければならず、練習時間も短かったです。所属していたチームは体を使うというよりは頭を使ってプレーするという印象でした。

なぜ岐阜協立大学に進学しましたか?

私は体育の教師になりたいということと、進学後もソフトボールを続けたいという希望を持っていました。私を合わせて4人の兄弟がいるので、私立大学の進学は無理だと思っていました。しかし、高校の先生の紹介でスカラシップ制度(奨学金を受ける資格)を活用できる岐阜協立大学を知り、自分の希望が叶う条件がある岐阜協立大学に進学しました。

女子ソフトボール部の印象を教えてください。

大学の部活は、高校のやらされている感じと違って、自分でいろいろなことを考えるなど、“個人で向き合う時間”が多いところが違うと思います。筋力トレーニングなどの体づくりは高校より時間をかけます。練習時の運動量が高校よりも多いので、怪我のリスクもあるから体づくりは大切だからです。監督はヒントをくれるけど、基本的に選手ファーストの立場なので、自分たちで考えて活動しています。

ソフトボールは頭を使うスポーツであるところが私は好きです。強いチームと対戦しても、頭を使えば勝てる。また、岐阜協立大学の女子ソフトボール部は、どんな辛いことがあっても、みんなで笑って、みんなで乗り越えているところが好きです。本当に部員みんな仲が良いと思います。たまに本音でぶつかったりすることはあっても、相手のことを想うからこそ口にしているし、言ってもらえてるんだと感じます。

今は寮生活をしています。共同生活は楽しくて、寮母さんを手伝って食事を作ったり、部員同士で話し合ったりして、困った時はみんなが助けてくれます。

大学での勉強のことや進路について教えてください。

教員免許を取るためのカリキュラム(教職課程)の中で、教育相談の科目は特に力を入れて取り組みました。私はカウンセリングに興味があり、心理カウンセラーの資格を持つ先生の講義が普段の生活でも活かせる内容だと思ったからです。部活でも、内向的で話が切り出せずストレスを溜めてしまう部員がいるので、自分から声をかけて積極的に聞きに行ったりできるようになりました。“この人だったら気楽に話せる”という人になりたいです。

大学卒業後の進路は、教員免許を取得して体育教師になりたいと考えています。また、体育教師の他に、英語が少しだけ得意なので、英語を活かした海外向けの仕事にも興味があります。

芦川さんのこと、もう少し教えてください。

極端に人見知りで、人前に出るのが苦手な性格だったので、大学に入学してから1年間は部活のチームメイト以外ほとんど話ができませんでした。今、その性格が変わって、周りから人懐っこい性格と言われるようになったのは、部活動の中で大勢の前で自分の意見や考えを話す機会が多かったからだと思います。また、岐阜協立大学の学生は他府県出身者も多いので、同じ境遇の学生が多く、周りの同級生が私に話しかけてくれて仲良くなれました。

趣味は歌を聴いて大きな声で歌うことです。ストレスの発散にもなります。寮で大きな声で歌うと隣の部屋の部員から苦情がくるので、隣人が不在の時はウキウキしながら大声で歌っています。

今後の目標を教えてださい。

部の目標は全日本インカレで3回戦に進出することです。過去の実績は2回戦出場なので、それを越えることが目標です。

私の目標は、チームにとってのキーマンになることです。勝敗を左右するような大事な局面でも最高のプレーを発揮できるようなクラッチプレイヤーにもなりたいです。そうなるために、これからもいろいろなことを繊細に感じ取れるように、自分の受け皿を大きくすることを意識したいと思います。

資料請求
入試案内

このページは役に立ちましたか?
はい いいえ

その他、ご意見はありますか?

送信 スキップする

ご協力ありがとうございました。

PageTop