経営学部

学びの特徴

経営学について学ぶ

「経営」とは簡単に言えば、組織を運営することであり、「経営学」とは組織の運営に必要な方法を学んでいくことです。ここで「会社」と言わずに「組織」と言ったのは、経営の対象は必ずしも企業だけではないからです。例えば、みなさんが所属しているようなスポーツチームの運営も立派な経営です。スポーツチームではチームメンバーのやる気と能力を高め、チームを勝利へと導いていく方法を考えることが経営ということになります。

一方、企業では、社員の人たちのやる気を高め、良い製品を開発して、それを効果的に売り出す方法を考えていくことが経営ということになります。このように「経営」という概念はどのような組織にも応用が可能です。

企業経営のグローバル化について学ぶ

韓 金江

今日の日本は、外国との関係を切り離しては生活できません。家電製品やユニクロの製品はほとんど外国製、ガソリンや天然ガスも輸入品です。回転寿司の食材やスーパーに並ぶ食料品にも外国産が少なくありません。また、皆さんが持っているスマホは日本のメーカーの物でも、その電池や部品は外国製品が多いのです。なぜ「外国製・外国産」の商品は、私たちの生活にとって欠かせないものになったのでしょうか。

この答えを見つけるためには、企業のグローバル的な経営活動を知る必要があります。 本学の国際経営論の授業では、企業のグローバル戦略や海外進出の現状、展望などを具体的に学びます。企業や社会の国際的な動きを知ることは、今後、皆さんが仕事をする上でも役立つでしょう。

マーケティングを学ぶ

マーケティングとは、誤解を恐れずに一言でいえば、「つくったモノを売るのではなく売れるモノをつくる」ことです。スマホのような情報端末からユニクロなどのファストファッション、さらにはトクホといった機能性重視の日用品まで、企業が勝ち残るには、人々が欲しがるこれまでにない新しいモノをつくり出すこと、すなわちマーケティングが必要です。

マーケティング論では、「売れるモノをつくる」ための理論と、そのケースを学びます。理論によって企業現場での体験だけでは得ることの難しい視野の広がりを獲得しながら、現実から遊離することのないようケースを分析します。マーケティング論を学ぶことで、次のヒット商品をつくり出すための柔軟でイノベーティブな構想力を習得してほしいと思います。

会計学について学ぶ

石坂 信一郎

「会計」とは、個人や組織の経済活動を測定・記録し、その結果をそれらの経済活動に関心を持つ人々(利害関係者といいます)に伝達する人間の行為です。「会計学」は、こうした人間の行為を研究する学問です。いいかえれば、会計は、単に経済活動を記録・計算・報告する技術ではなく、個人や組織と社会とのコミュニケーションの道具であるといってもよいでしょう。

ここでいう「組織」には、企業はもちろんのこと、政府・自治体、NPO法人、スポーツチームや部活動のクラブなどあらゆる組織が含まれます。そして、それらの組織の経営・管理・運営に会計は欠かせないものとなっています。京セラの創業者である稲盛和夫氏は、「会計の理解なくして経営は理解できない」といわれましたが、会計を理解することにより経営が理解でき、会計を理解することにより経済が理解できるのです。

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