災害時の連絡方法について
いざという時のための防災心得と確認事項
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、言葉では尽くせぬ未曾有の被害となったことは周知のとおりです。この地域でも、東海地震や東南海・南海地震などの発生の切迫性が指摘されています。
私たちに出来ることは何でしょう。
日ごろから地震や災害に備える心構えを持つことが被害を最小限にとどめることにつながります。より充実した学生生活を安心して安全に過ごすため、いざという時にも冷静に行動できるよう、次の事項をあらかじめ確認しておいてください。
災害時の連絡方法
【大学への安否連絡】
- ●メールによる連絡
- 緊急用アドレス anpi@gku.ac.jp 宛に、以下の内容を連絡してください。
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タイトル 「安否連絡」 内容 (1)氏名 (2)学生番号 (3)現在の状況等 - ●メールが利用できない場合は、FAX、電話又は郵便で上記3項目を連絡してください。
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FAX 電話 教務課 0584-77-3517 0584-77-3516 学生課 0584-77-3517 0584-77-3518 代表 0584-81-7807 0584-77-3511 住所 〒503-8550 大垣市北方町5-50 岐阜協立大学 教務課 宛
【大学からの情報・連絡】
- ●大学ホームページ
- https://www.gku.ac.jp/index.html
【家族・親戚・知人への連絡】
- ●災害伝言ダイヤル「171」
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地震などの大きな災害が起きると、多くの方が一斉に電話をかけるため、電話がつながりにくい状況になります。
そんな時は、NTTの「災害用伝言ダイヤルサービス」が稼動し、家族間の安否確認や集合場所の連絡などに有効に利用できるようになるので、日頃から「171」の活用を理解しておいてください。このサービスは、一般電話、公衆電話、携帯電話から利用できます。無料体験できる日(毎月1日、15日、正月三が日の0時~24時ほか)もあるので、事前に試しておいてください。
また、それぞれの携帯電話会社が提供する「災害用伝言板」サービスもありますので、利用方法を確認しておいてください。
※大学周辺などに下宿している方は、居住地の指定避難場所に一時避難した後、避難が長引く可能性のあるなどの場合には大学へ避難する事も可能です。
地震発生時の心得10か条
- まずわが身の安全を図る
地震が発生したら、まず丈夫なテーブル、机などの下に身をかくして、しばらく様子をみる。
手近に頭を守る物がない場合は、両手をしっかり組み、位置は頭から少し離す。 - すばやく火の始末
揺れが大きい場合は無理をせず、揺れが収まるのを待つ。- 揺れが小さい場合は、使用中のガス器具・ストーブなどを素早く消す。
- ガス器具は元栓を閉め、電気器具はコンセントを抜き、ブレーカーを切る。
- 火が出たらまず消火
万一出火した場合には、大声で近隣に知らせるとともに、最寄りの火災報知ベルを鳴らし、火が天井まで燃え移る前なら、消火器やバケツなどで初期消火をする。消火不能な場合は、ただちに部屋のドアを閉め、避難する。- 火災で煙が発生したら身をかがめ、水で湿らせたハンカチなどで口をふさぎ、煙を吸い込まないよう注意して避難する。
- 脱出口を確保
地震による家の歪みで、扉が開かなくなることがあるため、揺れを感じたら、素早く玄関・窓などを開けて非常脱出口を確保する。 - あわてて外に飛び出ない
揺れが収まるのを待って、周囲の状況を確かめてから落ち着いて行動する。足元の散乱物や、頭上の落下物に注意し、素足は厳禁で避難する。 - 危険な場所には近寄るな
狭い路地、塀ぎわ、ブロック塀の傍など、危険な場所にいるときは急いで離れる。 - 避難は徒歩で、持ち物は最小限に
自動車、自転車を使わず徒歩で避難する。また、身軽に行動できるよう荷物は必要最小限にとどめ、背負うなどして両手をあける。家族が離れ離れになった場合の集合先、連絡方法を決めておく。 - 協力しあって消火・救出・救護
- 近くで火災が発生していたり、閉じ込められている人がいたら、協力しあって消火・救助にあたる。
- 軽症者などの処置は、お互いに協力しあって応急救護をする。
- 正しい情報で行動
学内放送、テレビ、ラジオや防災機関からの情報で行動し、デマに惑わされないよう注意する。 - (運転中の場合)自動車は左に寄せて停車
カーラジオの情報に注意し、勝手な走行はしない。また、走行できない場合は左に寄せて停車し、エンジンを止める。車検証などの貴重品を忘れず持ち出して徒歩で避難する。
居場所別の地震発生時の行動等
※おおむね、地震の揺れは長くて1分位とされています。
- 教室で…
慌てて飛び出さずに、机などの下に潜り込み、揺れが収まるのを待つ。
ドア付近にいる人は、ドアを開けて出入り口を確保する。
窓際にいる人は、窓ガラスの飛散の恐れがあるため急いで窓際から離れる。 - 廊下で…
落下物に注意しながら、カバンなどで頭を覆い、梁・柱のある場所(部屋と部屋の仕切り付近)に行き、身を伏せる。
近くに教室がある場合は、速やかに移動し教室の机の下に潜り込む。 - 図書館、ラウンジ等で…
転倒する恐れのあるもの(書架、自動販売機など)から離れ、机など強固なものの下に潜り込み、揺れが収まるのを待つ。 - エレベーターで…
地震管制装置付きエレベーターは、最寄りの階で停止することになっているので、そのまま揺れが収まるのを待って避難。もし、内部に閉じ込められてしまっても慌てず救助を待つ。 - 屋外で…
倒壊物や落下物のない広い場所へ急いで移動する。
◎もしもの場合の行動
- 建物の下敷きになってしまったら…
大声を出して助けを呼ぶ。身動きできる場合は、周囲の障害物をやたら動かさない。
自力脱出が無理なときは、救助されるまで体力の消耗を防いで待つ。 - 建物の下敷きになっている人を発見したら…
自分の力で救出できるかどうかを判断して、絶対無理をしないで、応援を呼ぶ。
倉庫やエレベーターなどの内部に閉じ込められてしまったら声や音、光などの信号を発して、自分の所在を外部の人に知らせ、あとは落ち着いて救助を待つ。 - 火災が発生した時は…
- 口、鼻はハンカチ、衣類の袖などで覆う。水で濡らせばなお良い。そして、煙を吸い込まないようにして、姿勢を低く保ち、なるべく煙を避けて下層階へ脱出する。
- 廊下などの通路が煙で充満しているときは、無理をして室外へは出ず、部屋の扉を閉め、ぬらした布やガムテープ等で扉などの隙間をふさいで煙が室内に入らないようにし、窓を開けて助けを呼ぶ。
- エレベーターには絶対に乗らないこと。
東海地震に関する情報と休講について
- 「東海地震注意情報」が発表されたら、直ちに帰宅
授業は休講になります。課外活動など全ての活動を中止し、教職員の指示に従い速やかに帰宅してください。登下校中の場合も速やかに帰宅してください。 - 「東海地震予知情報(警戒宣言)」が発表されたら、直ちに避難・帰宅
授業は休講になります。交通事情など詳しい情報が確認でき次第、帰宅等の指示をします。
それまでは、学内放送の聞こえる場所に待機してください。
東海地震注意情報、予知情報が解除された場合あるいは地震収束後の授業再開等については、本学のホームぺージを確認してください。