私の出身地!
- 加納 巧巳
- 経済学部/経済学科
- 2019年度卒業
石川県立金沢伏見高等学校
就職先(株)北國銀行
- Q1経済学科を選んだ理由は?
- 高校生の時から、将来は、生まれ育った地域で働きたいと考えていました。そこで、経済について学べるだけでなく、「地域」に関する学びが充実している本学の経済学部経済学科を選びました。
- Q2経済学部の学びの魅力・面白さは何でしたか?
- 授業だけでなく、様々な学びの機会があることが魅力です。私は、社会に対して多少の興味があっても、こつこつと勉強することが苦手でした。しかし、財政研究会で自治体職員の方々と共同研究を行う中で、緊張感をもって能動的に学ぶことで、少しずつ「地域」の様々な側面について理解を深めていくことができました。
- Q3経済学科で学んだことで、どのように成長・変化したと思いますか。
- 財政研究会で、自治体の行財政の実態について分析する過程で、膨大な量の統計の扱い方や、財政制度をはじめ様々な制度について理解する必要がありました。そうした中で、知識や思考力、表現力の必要性を痛感し、世の中を甘くみていた自分に気がつきました。また、高い専門性が求められる銀行員を目指すきっかけにもなりました。
- Q4これからの仕事での夢をおしえてください。
- 金融に関する基礎的な知識を身に付け、お客様とのコミュニケーションを通じて、お客様の潜在的な課題を理解し、その解決に向けて力を尽くすことのできる行員になりたいと思います。そのために、資格取得や幅広い知識、教養を身に着けるために地道な努力をし続けることの大切さを忘れず、日々の業務に取り組みたいと思います。
私のキャリアステップ
高校3年
どんな仕事を通して社会に貢献したいのか、自分のやりたいことは何かということを考えず、漠然と安定した職業であるという理由だけで公務員(消防士)を目指していました。そんな気持ちで受験した金沢市消防は不合格でした。その後、大学進学を目指したのですが、第1志望の大学には合格することができませんでした。
大学1・2年
1年生はサッカー部での練習に精一杯で、単位をとることしか考えていませんでした。ゼミ選択を機に、2年生から財政研究会にはいり、学ことの面白さや必要性を理解し始めました。2年生の後期には、ゼミの先輩、卒業生の方々とのかかわりの中で、金融機関に関心をもち、資格取得や金融業界の基礎的な勉強にも取り組みはじめました。
大学3・4年
3年生の夏に部活動を辞めました。2年生から始めた財政研究会での活動の集大成として、最終報告会に向けて研究活動に取り組みました。また、夏休み以降は、数多くのインターンシップやセミナーに参加しました。地方銀行で働きたいという気持ちが強くなり、様々な大学関係者の方々に多大な協力をしていただき、就職活動に臨みました。