5つの強み
1.高度医療から地域医療までの包括的なカリキュラム
これからの看護師には、最新で高度な専門的知識と確かな技術だけでなく、高齢者をはじめあらゆる世代の、様々な健康問題を抱える人が尊厳を守られながら、人生の最期までいきいきと暮らし続けることができるよう、地域で支援する役割も期待されています。4年間を通じて、保健・医療・福祉の他職種と協働し、対象者を中心としたケアを展開できる力、地域医療を推進する力を育てます。また、実習では大垣市を中心として、高度医療から地域医療を担う多種多様な実習施設で実践力を養います。さらに、3年次後期からは看護研究で、看護実践の質の向上に必要な研究の力も養います。
2.社会人力を高める豊富な教養科目やプログラム
多様な価値観のある社会の要請に応えるためには、高い倫理観と豊かな人間性が求められます。本学部では、心理学関係や医学・看護英語など、教養科目を総合人間科学ととらえて、多種多様で専門的な教養科目を学ぶことができます。また、「スタートアップ看護ゼミ(SUNゼミ)」と称したプログラムでは、グループワーク方法やプレゼンテーション力等の大学生としての学び方から、「アンガーマネジメント」「社会人マナー」等の社会人基礎力を育てる内容を1年次に実施しています。
卒業後にも役立つスキルを1年次から習得できる。
基本技術や知識だけでなく、社会人としての必須スキルを習得。なかでもクラスメイトと交流しながらコミュニケーションスキルを体得する「アサーティブコミュニケーション」は発見も多く、印象的でした。社会に求められる力を意識して、これからの学びにつなげたいです。
3.県内でも卓越した充実の学修環境
実習室には様々な症状を再現できる最新鋭のシミュレーターを揃えているため、疾患や状態に合わせた患者の看護について学ぶことができます。
iPadは電子教科書の閲覧や書き込みだけでなく、能動的な学修方法であるアクティブラーニングを用いた講義・演習でも活用します。
また、看護技術演習ではe-learningによる技術の予習や、演習で自身の技術の様子を動画撮影し振り返りを行うことで、効果的なスキルアップを図ることができます。
セルフトレーニング室は常時開放されており、看護技術の向上を目指す学生が熱心に活用しています。自己学習やグループ学習に適したラーニングコモンズでは、課題の作成や試験勉強で利用する学生にとても人気です。自ら学びたい思いを叶える、明るくきれいな学修環境が整っています。
効率的な学修と実技テスト対策で充実した学びを得られます。
iPadを使用した授業では、たくさんのテキストから目的の教材がすぐに見つかり、学修の効率化につながっていると感じます。
セルフトレーニング室は、主に実技テスト対策に使用。友達と分からないところを話し合いながら練習をしています。授業外にも拘わらず先生方も顔を出して頂き、分からないところや不安なところを快く教えてくださいます。納得がいくまで練習することで、自信につながっています。
4.学生個々のニーズに沿ったサポート体制
担任制やチューター制を採用し、学生の個別性に合わせた細やかな支援を行っています。チューターは、社会人基礎力に関する個別指導や年間の学修に関する振り返りなど、定期的な面談を通して学生の成長を支援しています。また、学修方法や生活に関する相談やアドバイスを行い、卒業まで安心してキャンパスライフが送れるよう、教員、保健室の保健師、カウンセラーなどとともに学生をサポートする体制を整えています。
5.卒業生や地域との貴重な連携
岐阜県下、西濃地区で多くの卒業生(前身である大垣女子短期大学等)が活躍しています。実習では、看護実践に関する指導や精神的なサポートを行う指導者、将来のモデルを示す存在として卒業生の協力を得ています。また、医療機関で開催される様々なイベントに学生がボランティアで参加するなど、在学中から地域に根ざした医療機関の活動に携わっています。
その他、過疎地域の医療施設との定期的な交流を通して、地域医療活動を実際に体験するボランティア活動にも力を入れています。
病院内でのお祭りをお手伝い。患者さんと同じ視点に立つ大切さを実感。
大垣病院で開催されたお祭りのボランティアとして、イベント運営をお手伝いしました。患者さんたちと焼きそばの販売に挑戦。みんなで一緒になって楽しむ姿がとても印象に残っています。看護師として、患者さんと同じ視点に立つことの大切さにも気付くことができました。