経済学部

教育目的

地域に貢献する人材を育成します

岐阜協立大学は、1967年に地元大垣市、経済界、教育界の要望と支援のもとに設立された「公設民営大学」です。この設立の経緯から、本学は「地域に貢献する人材を育成する」ことを教育目的とし、2万3千人もの人材を社会に送り出してきました。本学の設立と同時に開設された経済学部は、まさに、この教育目標を追求するために誕生した学部であると言えます。

ただし、この場合の「地域」とは、大垣市や岐阜県に限定されるものではありません。この「地域」とは、みなさんの出身地も含めて世界中の人々が暮らしているそれぞれの生活空間を意味しています。将来、みなさんは、例えば、仕事のために、海外の町で生活することになるかもしれません。そのとき、自分の生まれた町を大切にするのと同じように、その町の人々の生活、文化、自然を大切にし、持続可能な社会の形成に貢献する人になって頂けたらと思っています。

学びの特徴

「就職に強い!」学び ~経済学部キャリアValueUpカリキュラム~

経済学科と公共政策学科で構成されている本学経済学部には,2022年度学部系統別実就職率ランキングで全国8位(東海地区の私立大学の中で3位)、公務員試験合格者15名(岐阜市役所,大垣市役所,一宮市役所など)、社会福祉士国家試験合格者2名(既卒者も含めて6名合格)、という「就職に強い!」学びがあります。以下の説明を手掛かりにして、どちらの学科が自分に適しているか考えてみてください。なお、学科の詳しい内容については、それぞれの学科のページ(経済学科公共政策学科)をご覧ください。

経済学科

経済学科の学びの中心は、言うまでもなく、経済学です。経済理論、統計データ、財政、金融、社会保障、経済史、日本経済、国際経済、地域経済、労働、生活、環境など、様々な角度から経済について学びます。また、経営学や簿記・会計から、語学、一般教養まで、幅広く学ぶことができます。

そして、経済学では経済の仕組みを学ぶのですから、どのような学問よりも就職活動において有利になることは間違いないでしょう。みなさんも「経済学部は就職に強い」という話を聞いたことがありますよね。ですので、「将来の目標がまだ決まっていないので、大学に入って考えたい」という人にもピッタリの学科です。

また、本学経済学科には、地域に貢献する企業で活躍したい人のためのアドバンストコースである「企業・業界研究アドバンストコース」があります。このコースでは、地元有力企業の協力のもと、少人数のゼミ形式で“生きている経済”を学び,就職力を一層高めることができます。

公共政策学科

公共政策学科の学びは、経済学を基礎としつつも、公共政策学が中心となります。公共政策学では、社会を構成する多くの人々が共有している生活の領域=「公共」領域はどうあるべきかを考えます。そして、「公共」領域で発生する問題について、どんな対策が効率的で有効か、さらに、解決策は誰がどのように決めるべきか、ということを考えます。

私たちの生活において、例えば、道路、公園、学校など、個人のものではなく、多くの人が共有している場所があります。また、そうした具体的な場所だけではなく、教育、経済、政治、福祉といった社会の仕組みもみんなで共有していると言えます。こう考えると、私たちの生活にとって、「公共」領域はとても大事ですよね。公共政策学科では、公共政策学を中心に、法律、行政、政治、都市計画、福祉、健康へと学びが広がっています。

そして、公共政策学科の特徴は、この「公共」領域で活躍する公務員や社会福祉士を目指す学びが充実していることです。詳しくは、PAC(発展職業プログラム)社会福祉士課程のページをご覧ください。そのような地域社会を担う専門職を目指したい人、また、それらに関連した仕事に就きたい人にピッタリの学科です。

地域実践型アクティブラーニング(ALC)で体験的・実践的に学びます

経済学部では、「地域実践型アクティブラーニング」(ALC、アルク、歩く)の推進を学部教育の中心的なテーマとして掲げています。ALCとは、講義等で得た知識をもとに、「地域」の課題を発見し、解決策を考え、提案・行動し、再び理論的な考察にまで結びつけるという、理論と実践を組み合わせた循環的な学びの手法のことです。このような学びによって身につけることのできる①課題発見能力、②問題解決能力、③コミュニケーション能力等は、「社会人基礎力」と呼ばれ、皆さんの就職力を高める重要な要素になります。また、ALCを通じて「地域」に貢献する意義を学んでもらえたらと思っています。本学と岐阜県が共同認定している「岐阜県コミュニティ診断士」の取得にもチャレンジしてみてください。

そして、社会の課題を発見し、理想の社会を考え、自分の意見を発表し行動すると、みなさんは学ぶほどに面白くなっていきます。面白くなければ、何事も身につかないですよね。こうした「面白くなる学び」であるALCを経済学部で体験して頂きたいと思っています。また、ALCの発展型として、学生が主体となって活動する「マイスター倶楽部」「ボランティアラーニングセンター」「自治体財政研究会」があります。

※ALCは、地域実践型アクティブラーニングの英語表記 Active Learning that Links Classroom-based Theory with Community-based Experience の略称です。

アットホームな環境で、安心して充実した大学生活を送ることができます

1年次生からから4年次生まで、全員が10~12人程度の演習(ゼミ)に所属していますので、友達を作りやすい環境にあります。また、学生と教職員との距離も近いので、友達と一緒に楽しくアットホームな雰囲気の中で安心して大学生活を過ごすことができます。特に、大学に入学したばかりの1年次生は、ゼミの担当教員(担任)から、履修登録の仕方、大学生活の過ごし方、定期試験を受ける際の注意、レポートを書くための文章力を身に着ける指導など、さまざまなアドバイスや支援を受けることができますので、安心してください。担任には、勉強のこと、就職のこと、人間関係のことなど、どんなことでも相談可能です。Microsoft Teamsで気軽にチャットすることもできますよ。就職活動については、専門スタッフが学生一人一人の状況に応じた“就活支援”を行っています。

2年次からは専門ゼミが始まります。自分の興味関心に応じて所属するゼミを選択し、研究を進めていきます。そして、3年次になると、「ゼミナール大会」があります。これは開学以来半世紀も続いている伝統行事です。毎年盛り上がっていますよ。4年次の卒業論文の作成までゼミの担当教員がしっかりサポートします。

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